タオルのクオリティもすごいけど。

他の皆さんのレビューにもあるように、
タオルのクオリティは確かに高いです。

ファングッズとして、
これだけで千円ぐらいで売られていても全くおかしくないと思います。


自分にとっては本編のクオリティの高さも感涙ものでしたが。


駒場の夢。

御影の夢。

周囲の都合で左右される若者の夢。


そんな中「責任」を負うために夢を諦めた者。

夢のために「責任」を負えないと宣言した者。

それぞれの若者に訪れる「現実」は、
自分のようなオッサンにも響くものがあります。

自分にも昔「若者」だった時代はあるからね。


今、
このマンガを読んでいる若者、
少年に、
今を生きる大人から。


大人もいろいろ大変なんだよ。

生きているだけでお金も掛かるし、
責任も負わなきゃいけない。

そこから逃げる事は難しく、
大人になってもずっと勉強は続く。

家族が出来たら、
なおさら逃げる事は許されない。


だからこそ、
君たちの「今」をがんばりな。

そして今をがんばって、
好きな事を仕事にしよう。

「何かを作るのが好き」なら、
何かを作る仕事に。

「人と会うのが好き」なら、
人と会える仕事に。

そうして「今」をがんばって、
好きな事を仕事にしよう。


大人になっても一生勉強は続く。

だったら「好きな事を勉強し続けられる大人」になった方が、
人生はずっと楽しいよ。


おじさんは、
機械が好きで整備士という道を選んだ。

機械を勉強し続けられるこの仕事を楽しいと思う。

だからこの仕事を選んだ事は後悔していない。

だけど、
機械が好きだからこそ「直す仕事」も楽しいが「作る仕事」はもっと楽しいんじゃないか、
と、
今になって思ったりする。


その道で、
一番上を見て努力をしてみるといいよ。

人が作ったものを直すのもいいけど、
「それを作る側」を見てみるために努力をするのは、
君たちのためになると思うよ。

そのために必要なものは「勉強」だったりするんだけどね。