これは名作。会社の代表作になっていってほしい

柳と白石に攻略制限がかかっていますね。
攻略対象5人でこれは
ちょっと制限キツい気が。
柳目当てだったので腰を据えてのプレイになるかと思いましたが
他キャラクターも存分に魅力を感じさせてくれて最後まで楽しくプレイできました。


ストーリーのほうは共通ルートが結構短く割とすぐに個別ルートに入りました。

公式サイトで説明されてた部分まではトントン拍子で進むのですが、
それ以降になると
結構じっくり事件を追う形になります。
ただじっくりと言えどもキャラ同士の掛け合いが
ニヤニヤしながら楽しめるあたりキャラ萌えできる人は是非な感じ。

個別に入って以降もメインキャラクターはみんないい感じに関わってくれるのが嬉しいですね。

ジャンルに馴染みが無くても用語説明があるのでとっつきにくいことはなく、
そんな中で
たまにギャグテイストにサブキャラの小ネタを挟んできたりとノベルゲー《街》を思い出すノリでした。

主人公は実家が新潟だとかペンションやってるとかちょいちょいプロフィールが出ますが、

基本的にはプレイヤーの知る情報から外れないキャラをしています。
感情移入がしやすい主人公です。

ただ無個性というわけではなく、
ぎくしゃくしてしまった弟との関係でキャラとしての
色付け・エピソードもしっかりされています。
その分一周二周では薄く感じて入り込みにくい人もいるかも。

乙女ゲー的にはこういうキャラ付けのほうが自然なんじゃないかなーとは個人的に思います。


それから攻略難易度はオトメイトにしてはかなり高くちょっとした選択肢のミスで
すぐに主人公が死んだりサブキャラクターが死んでいたりします。

推理選択肢がしっかり情報を頭に入れておかないと意外と間違えるのと
ミスすると結構後のほうでバッドエンドに繋がるのが乙女ゲーとしては不親切感。

ただそれらがサスペンスに必要な緊迫感を作っているのも確かです。

愛キャッチに巻き戻し機能もあるのでミスったら巻き戻してやり直しが簡単にできますし
推理選択肢のほうも間違えたかどうか分かりやすい反応をしてくれるので