概ね安定した出来です

※増結セット２つを足して１２両にした上での感想ですので、
基本セットのみで考えた場合、
一部関係ない内容があります。

先行のTOMIX製E7系との比較も交えて書いてみます。


■構成
基本セット３両・増結セットＡが３両・増結セットＢが６両の構成になります。

基本セットにはE7系をイメージしたのか、
似た感じの青色のリレーラーがついてます。
少しスペシャル感が。

ユーザー取り付けパーツやシール、
インレタは一切ありません。
増結セットAにブックケースに貼るシールがついてるぐらいです。


■色合い
実車と比べて色が違う、
という感じは無いのですが、
全体的にTOMIXより光沢や色の彩度が控えめです。

少なくとも晴れた日の太陽光の下で見るE7系実車の色と比べると、
TOMIX製品のほうが近いようには感じます。

ただ、
他のNゲージ車両（新幹線）と並べるとKATO製のほうが統一感が取れて落ち着いた感じになるので、
一長一短ではないかな、
と。
好みの問題なのでどちらが良いという話でもなく。

E3系（秋田新幹線）のTOMIX・KATO製品ほどの極端な差はないです。


■造形
先頭車のノーズ部分の青いラインから天井に繋がるところに、
本当に僅かですが段差があるのが少し残念、
というのは気にしすぎな範疇かもしれません。
それ以外は特にエラーは見当たりませんでした。
強いて言えばフロントのスノーシューの造形に少し違和感を感じましたが、
ちょっと言葉にし辛いので保留で。

連結部分などはKATO製E5系・E6系の仕様をほぼ踏襲しています。
復元バネも入っているので扱いやすいですし、
食パン2枚挟むような造形のTOMIX製よりはかなりリアルな外見です（実車に全周幌などがないので尚更）

■模様
車番なども含めて全て印刷済みです。
先頭車にある「７」の文字をモチーフにしたロゴは非常に綺麗に印刷されています。

気になった点といえば、
行き先表示も「あさま　長野」で印刷されていることでしょうか。

これはどうなんでしょうね、
金沢開業した後は「それでいいの？」になる気がしますが。
現状では正解とはいえ。