まだ恋人同士じゃないけれど想い合うめぐみ＆学のわずかなすれ違いと切なさに胸が締め付けられる

夏休みが終わり、
二学期スタート。
体育祭までの10話です。
天野家にやって来たかわいい子犬がちょくちょく登場しますが、
名前が愉快なこの犬に嫉妬する学が可笑しい。

これまで同様、
学がめぐみの体の露出を気にし、
心配することしきりですが、
「めぐみのムチムチボディー」という変化球でストライクを取りながら、
「学とめぐみの想い合い」という直球で勝負を迫るという組み立てが、
ますますはっきりとしてきました。
作者、
絶好調です。

めぐみが学を好きなことは（学を除いて）周りの家族もみんな知っていますが、
学もめぐみを恋の対象とは意識しないものの、
いつもものすごく気をかけて優しくしています。
このことはめぐみが少し切ない思いをする第34話「よし！」で一通り語られています。
が、
その想い合いの深さは、
第38話「スゲーな」で相手の長所を理解して誇るところや、
第39話「ポロッと…」でのさりげない学の気配りとかに、
すごく表れています。

そこでのめぐみのセリフじゃないですが、
私も「ホント、
好きだなー。
」この漫画。


前巻と同じく、
外に持ち歩くときは、
カバーを外せないことにご注意ください。