ドボガン＝腹ばいで歩くこと・・・

読書感想文の低学年向け推薦図書になっていたので、
何も考えずに買いましたが、
単なる子供向けの絵本ではありませんでした。
ペンギンの生涯をあたたかい視線で描いた作品です。
丁寧な観察、
わかりやすい解説、
自然の大きさ・深さに、
大人も心打たれる内容です。
「腹ばいで氷をすべることをドボガンって言うんだよ！」と、
小1の娘がペンギンをまねて廊下を這い、
「おかあさん！このジャガイモはタマゴだよ！」と、
親ペンギンがタマゴを足に乗せて歩く姿を再現してみせます。
やさしい文章ですが、
子供には知識を与え、
大人には大切な問いかけを与えるような、
読み応えのある本です。