プラモ小僧の積年の夢

ST(スタンダード）版第3弾のベルゼルガDT、
祝・キット化です。

80年代ロボットアニメは現在の目で見てしまうとシンプルなデザインで構成されていますが、
いざ立体化してみると微妙な角度の面構成などの理由からイメージとは異なるときもあります。

説明書通りに頭部を組み胴体にセットした第一印象はベルゼルガそのものでした。
胴体の幅や前後のふくらみ加減はまさにATです。
傾斜面に頭部を取り付けるとスコープドッグで気になったポロリもなく、
バイザー開閉時の不要な隙間もなくいい感じ。
バックパックは背中に密着。

上腕~前腕は角柱のような形状のため可動範囲がせまく見えますが引き出し2重関節で直角ぐらいに動きます。
引き出す際に上腕の回転軸もぬけ気味なのでアクションフィギュアのようにガシガシ動かして楽しむタイプではありません。
ハンドパーツはアサルトライフル持ち手のみ角度違いあり（交換可）、
握り拳はただ「グー」の形ではなく4指に角度がつけられており、
握ってる感が良く出てます、
左の平手も小改造で指差しポーズに変更可。
普段は見えない足裏もモールドあり。

脚部の動力パイプ？はプラパーツ、
やむを得ず可動に制限。
可動か？確実な塗装か？究極の選択。

「ふんどし」に相当する部分（上部）は可動か設定画形状かを選択できます、
親切な配慮。

武装のアサルトライフルは手首ダボにより保持、
人差し指はトリガー位置。
パイルバンカーは左前腕にボールジョイント接続、
盾の厚みもありパイル部（唯一肉抜き）はポリキャップによりスムーズ伸縮。

全体的に関節軸の太さは適正でしっかりとした作り（サイドアーマー以外）でポリキャップの接続も特に問題なく、
製作が楽しかったです。

初回特典のラビドリードッグ左肩ダメージパーツは2パーツながら亀裂部分の盛り上がりが再現されてます、
ラビドリードッグ2体お持ちの方は使用価値あり、
ジャンクパーツなどでオリジナリティが出せる部分。
フィギュアが付属していないのはやっぱり寂しいですね。