余すことなく秀逸な漫画化

・怪異たちの知恵の神(エキセントリック美少女)
・泣く怪異も黙る不死身の化物(草食系イケメン)
・鉄骨、
顔無し、
神出鬼没の異形(巨乳)
・元カノ(嫉妬深い)
が中心となってお送りする虚構推理第2巻。


第1巻発売時、
キャッチコピーに＂恋愛＂とあり、
はて原作そんな要素があったかと首を傾げておりましたが、
2巻まで読んで納得。
恋愛だこれ！ ちょっと険悪だけど！
この漫画の凄いところは、
唯のコミカライズという枠に留まらず、
全く新たな魅力を生み出している点です。

城平さんの特色である、
面白みと実用性が両立した絶妙な会話は完全再現です。
原作のセリフの取捨選択も、
オリジナルのセリフの言葉選びも上手いですね。

七瀬かりんは原作では名前しか登場しなかったのですが、
過去のお話として挿入される形で華々しい姿を見る事ができます。
(青春火吹き娘は秀逸)
そしてバトル。
鋼人と九郎のバトルも、
今カノ元カノのバトルも迫力あり。


原作最大の見せ場である＂推理＂合戦はまだ先になりそうですが、
現時点でここまで面白おかしくできるとは、
片瀬さんの手腕に脱帽です。

最後に。

小さい頃の九郎くんかわいい。
素直かわいい。