まさにオールキャスト

本巻に納められている第7話と第8話と一気に見ましたが、
ジェットコースターのようにあっという間に感じました。

新キャラ、
聞き慣れない専門用語の連続で、
劇中に何が起こっているのか改めて確認が必要そうです。

主要キャラが幾手かに別れ、
それぞれ事件に巻き込まれるという展開で、
少し目を離すと置いていかれそうです。

いろんなエピソードが放射線状に展開され、
今回のお話をきちんと畳めるのかと心配になりましたが、
全くの杞憂でした。

お話を進めるだけでなく、
各キャラのいい所もしっかりと引き出されていました。

それどころか、
TV版から謎だった伏線も回収されたり、
いろんなことに仕舞が付いた感じで全くお見事でした。

OVAに移行してからもずっと本作を追いかけてきましたが、
報われたと思うほど満足しました。


今回、
特に印象に残ったのは、
古城と雪菜の関係の変遷です。

唯里という、
古城と出会う前の雪菜を知っているキャラを出すことによって、
雪菜がどう変わったのかを意識させます。

同時に今までの物語を見てきた視聴者にも、
2人の関係がどう変わったか意識させるように作られているように感じました。


前述した通り、
本巻は今までの集大成と言える様な内容になっておりますが、
浅葱とは新たな関係を予感させます。

新キャラが今後どのように話に絡んでくるのか楽しみです。

新たな謎も、
未だ明らかになっていない謎も残っています、
古城の母も何か関わってきそうな予感で、
これで終わりではないですよね？
続巻の知らせをお待ちしています。