山根博士、見ておられますか？再誕の初代によって、博士の願いは６２年の時を経て今やっと叶いました・・・ヽ(；▽；)ノ

本作を観て自分が思ったのは、
ゴジラの１９５４年の初代を思わせる
ルックスもさることながら、
「ゴジラの鳴き声」と「音楽（BGM）」の使い方にど肝を抜かれたわ(　；∀；) ｶﾝﾄﾞｰｼﾀ

まるで牧博士が「日本という国」を試したように、
自分たち観る側に１９５４年の「ゴジラ」いかに
観ている又はリスペクトしているかを試されているのか？？と、
思わせる程に！！

まずゴジラの鳴き声は第二形態と第三形態は１９５４年の初代ゴジラの声。

第四形態は、
主に「キングコング対ゴジラ」からの「昭和のゴジラ」の声と徹底的に
使い分けしている所に監督をはじめ制作側のこだわりが感じられるわ～)^o^(

敢えて平成版のゴジラ特に人気の「VSシリーズ」時の声を使用しなかったのは、

きっと「再誕の初代」（初代は昭和）だからじゃないかと勝手に解釈。

音楽（BCM）に至っては、
このシーンでこの曲～！？＼(◎o◎)／！
　　　　　　　　　す、
凄い凄すぎる・・・鷲巣詩郎氏のマニアック度＆リスペクト度ハンパ無いわ！！

個人的に一番ビックリしたのは、
第二形態から第三形態への進化するシーンで使用された曲、

あの曲は１９５４年版でゴジラが海から上陸して東京を火の海にした時の曲。

　　　　　　　　　　　　　　　　全く異なる状況のシーンなのに、
こんなうまい使い方が出来るとは・・・
（鳴き声と音楽共に当時の音響そのまま使用という抜かりなしにもはや拍手（パチパチ）☆

物語は観ていて個人的に思ったのは１９５４年のゴジラを２０１６年に再誕させて「日本という国」を見せたように思う。

（ゴジラは以前から「日本という国の時代を映す鏡」と言われてきた為）

６２年の時を超え再び現れた１９５４年の再誕の初代に現代の日本はどうするのか？
という点で、
最大の違いは「あの時」山根博士か言っていた、
　「ゴジラを生物学の観点から研究する」ということ。


生物学者である山根博士の考えは当時、
誰にも受け入れらず孤立していた。