本書のような技術的な解説が不可欠
以前に船橋洋一郎著の『カウントダウン・メルトダウン』を読んだとき、
発電所の構造や事故のメカニズムに関する説明がほとんどなかったため、
日本を代表するジャーナリストの著作とはいえ、
フラストレーションを感じざるをえなかった。
(おそらく、
著者自身も、
技術的にはよく理解できていなかったのだと思う。


それと比較して、
本書は、
徹底された技術的説明により、
多くの教訓を得ることができる。


本書の中で、
私が重要と感じた骨子は、
以下の2つ。


A) 大事故に至った原因
1) 2007年に起こった中越沖地震による柏崎刈羽原発の被害の影響から、
日本の原発の安全対策は、
構造強度確保などの地震対策が偏重され、
津波への対応はあまり重視されていなかった。

福島第一原発自体も、
建設時には丘陵の高さが約30mあったが、
地震対策重視の観点から、
強い地盤がある10mの高さまで土を削り取った。
今回の事故では、
その高さへ15mの津波が来た。


2) 福島第一発電所に設置されている非常用冷却装置は、
もともと地震などにより通常時の冷却時用配管が破断し、
冷却材が喪失する事故(LOCA)を想定したものだったが、
今回の事故では、
その主原因は電源喪失によるものだった。

関係者は、
電源そのものはある程度冗長化(多重化)していたので、
完全な電源喪失という事態は全く想定していなかったが、
ほとんどの配電盤が地下1階に設置されていたため、
電源機能は一部を除いてほぼ全滅状態となった。


3) 安全を監督する立場の原子力安全・保安院は、
2002年の東電トラブル隠し問題を受けて、
“ねじ一本一本”の材料強度を確認するような形式的な管理となり、
東電側もその対応に追われるようになった。

もともと原発事故のように、
数十年に一度しか起きない事故の危険源(ハザード)をぬけもれなく抽出することは難しい。
あるべき姿としては、
それまでに実施してきたリスク管理の前提を繰り返し見直すことが必要とされるが、
上記のような管理体制では実現しようもなかった。


B) 各号機における事故の経緯
福島原発で何が起こったか-政府事故調技術解説- (B&Tブックス)

その他の感想

全く問題なくインストールできました
おいこら
地球の天国化を切望し祈るフツーの(フツーが一番エライ)淡路のおばちゃんの渾身の力作
牧物シリーズで一番かも☆
続きが気になって仕方がない。
大容量、低価格。
アルバム未収録曲2曲入りのシングル。若干の不満点もありますが、ファンならマストバイです。
スイミングスクールで使用
3歳児むけに購入
ゲーム性は過去2作と変化なし
秋用に購入
安保法制に危機感を感じて買いました。
今年のダイエット本はコレで間違いなし
少し中途半端
友だちを家に招きました!
安いですが、特に問題ありませんでした。
浮く
マッスルハム太郎
3歳の娘が大喜び!!
宗教音楽を合唱する場合、とても役に立つ本です
映像品質は抜群です。
お客様に見せる手鏡としてちょうど良いです
柄の種類が豊富です。
現場での実用性は一番
初ロフトベッド
失禁したゲーム
また購入するでしょう。
”福士蒼汰君の恋愛物語大好き!”
戻る