手筋をたくさん身につけられる

以前週刊で発行されていた将棋の新聞、
週刊将棋の「段級位認定　次の一手」コーナーに
84年から90年のあいだに出題された過去問の中から436問を選んで一冊にまとめたもの。

文庫本でこれだけ厚いと、
開いておきにくかったりしますが、

そういう点も工夫されているそうです。


左のページに上下２問、
一部図ではなく盤全体図が問題図。

難度順に星１つから５つまで印があるのできっかけにしやすく、

一行ヒントがあるので今の棋力より上のクラスにも挑戦できます。


めくった右のページでそれぞれ上下で右に解答と解説、
左に解答図。

解説欄は縦18字×5行の枠で、
丁寧語なのでわかりやすい。

正解手以外で1手目に指しちゃいそうな手にも触れていますし、

相手の2手目は二種類ぐらい考えられますが、
どちらも採り上げてあったり、

90字の中できっちり対応してあり、
勉強になります。


初歩クラス、
上級位クラス、
初段クラスに章分けされていますが
連載時の出題クラス通りと思われます。

全問解けば相当棋力が上がりそうです。