100年前の遺言からアメリカという奇妙な国を解釈する
本書を執筆した1918年は、
スペイン風邪の大流行とドイツの休戦協定調印によって第一次世界大戦が終結した年にあたる。
イギリス人の著者は、
イギリスの汚職を暴き法的に罰せられたほどの卓越した筆力を持つジャーナリストだったが、
アメリカ史の専門家ではなかった。
イギリスに勘当された著者が、
独立戦争で残虐行為を行ったイギリス軍を憎むアメリカに共感したのか…、
独学で勉強したらしい。
本書を読めば、
専門家が書いたのではない、
純粋で率直なジャーナリストの反骨心を感じるだろう。
まるで日々の新聞を読んでいるかのように、
昨日の出来事と錯覚するほどリアルだ。
「No culture, Only money] のアメリカという国を本当に理解するには、
100年前に生きたジャーナリストの筆が一番信用できる。
なぜかイギリス軍一兵卒として従軍し、
フランス軍病院に病気入院中、
何かに魅せられたかのように本書「アメリカ史」を書き上げ、
戦争終結3週間前に病院で息を引き取った。
著者の遺言となった本書より以下10の歴史的背景を確認でき大いに満足した。
1.アメリカは、
イギリスを嫌い、
フランスに頭が上がらない
2.アメリカの各州は、
異なる宗教(宗派)によって独立国家のように振る舞う
3.ワシントンを境界に、
北部・南部・西部の三つ巴
4.戦争(か何か)の英雄が大統領(飾り)となり政党が操る
5.合衆国政府は、
対海外政策(戦争と貿易)しか仕事が無い
6.アメリカ政治は、
陰謀と策略の歴史だった
7.アメリカ愛国心とは、
西部開拓時代の無法地帯を制圧する殺戮精神の象徴
8.選挙に利用するため黒人を解放し、
以降一般白人との摩擦が激化した
9.高潔な経営者の素性は、
殺し屋を雇って労働争議を鎮圧して大企業を創り、
アメリカを牛耳る資本家
10.中国人の大量の移民者が、
アメリカ黒人の底辺の仕事を奪い、
モラルも落とした。
尚、
難解な英国文を見事に翻訳して下さった翻訳者に敬意を評します。
その他の感想
まぁ良い!
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このヤクザ、意外に世話好き。
手放さず手元に置いておきたい
消費電力の多い物の使用にはお勧めしません
Kindle版は「最後の変身」だけなので注意
初期評価として、悪くはないけれど、DS版や3DS版の方が手軽だった
学習を続けていく出発点の役割を果たすために何が必要かを、著者はちゃんと考えている。
1000ピースパズルに丁度いい。
Team TEAM CFカード標準タイプ 133x 8GBの評価
新形式もやはり公式問題集が好ましい
激安の中華とは違う、安いが必要十分の強度と機能
携帯電話を三脚に固定して ビデオ撮影するために購入しました
豪華な食器セット
締め付けがきつい
禁煙の部屋でも吸える
まったく参考にならない
高級感な色合い
一生ものの一冊
モデルは良いのに写真が普通です。
早くて丁寧でした。
風通しよすぎ(笑)