スポーツライターが斬るセ・リーグ野球の構造的な問題点
 なぜ、
2000年代半ば以降のプロ野球では、
パ・リーグのチームがセ・リーグのチームを、
交流戦や、
日本シリーズで圧倒してばかりいるのだろうか?
 なぜ、
WBCや、
プレミア12などの国際大会では、
パ・リーグの選手ばかりが大活躍するのだろうか?

 この本は、
『プロ野球 問題だらけの12球団』(草思社)でおなじみの小関順二さんが、
ドラフト戦略や、
FA(フリーエージェント)や、
育成や、
起用方法などといったセ・リーグ野球の問題点を斬るものであるが、
確かに小関さんの指摘する通り、
セ・リーグの野球には構造的な問題点が数多くある。

 実際に、
小関さんはこの本で、
巨人の主力選手の乱獲を厳しく批判していたが、
確かに巨人は、
1993年にFA制度が導入されてから他球団の実績のある選手を、
金の力に飽かせて乱獲する傾向が強くなっている。

 しかも、
2000年代以降になると、
これを阪神がマネするようになっている。

 これでは、
次のようなことが起きるのも、
当然と言える。


 ●セ・リーグの6球団(特に巨人と阪神):他球団の主力選手をFAなどで乱獲→若手が台頭できない→最初の数年は優勝を争えるほど強いが、
乱獲したベテラン勢が衰えてくると、
すぐチーム力が落ちてしまう!
 ●パ・リーグの6球団:主力選手を奪われることを想定して育成力を強化→本当に主力選手を奪われても、
すぐ若手が台頭してくる→チーム力が落ちない!

 それの繰り返された結果が、
交流戦や、
日本シリーズにおける、
ここ10年来のセ・リーグの惨敗につながったのである。

 特に、
2015年のシーズンには「セ・リーグの全チームが勝率5割未満」という前代未聞の事態が、
「実況パワフルプロ野球」(コナミ)や、
「プロ野球チームをつくろう!」(セガ)などといったゲームの世界ではなく、
現実の世界で本当に起きてしまったのである。

 これでは、
著者の小関さんがこの本を書きたくなるのも、
ある意味で当然と言える。
間違いだらけのセ・リーグ野球 (廣済堂新書)

その他の感想

名曲揃いです!
実店舗で買いました
写真の商品と違う
18曲、No.1、という重み。
真の料理人
子供の寝かしつけに最適!
2016年1月から2019年10月 使用した3年と少し分レビューです。
深いけど、読みやすい。
何度も読みたい
良くもあり、悪くもあり
演技に脱帽!!!
とても気に入りましたが。。。
使い辛い
美しいトビリシの街と共に描かれた胎内的な安らぎのある内省的で詩情豊かな演奏
ワクワクするプチ体験版
ママバッグにも!
信じてたのに
チャンネル録画用の外付けHDDは動作中を示すアクセスランプが小さいものを・・・(笑
軽くてしなやかです☆
ハートフルギャグラブコメ、満を持して週刊誌昇格へ
このビデオで息継ぎが出来るようになりました。
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食品安全事件からその背景に迫る
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アカムツ釣りで使いました。
トラッカー社制ビーコン
先進国の成長率低下と低金利は、一時的なものでは無い! 必然の帰結との目が覚める観点に強く共感
設定が絶妙です。
これ自体には問題ないですが、私の用途には不適でした
とても明るく、バッテリーが交換可能で使い勝手がすこぶる良いです
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