「はじめの一歩をどう出せばいいのか」がわかる本

ネットワークビジネスを、
私は今まで正しく理解していなかったなー、
と思います。

正しく理解していなかった、
というよりも、
たいしてわかっていないのに、
わかった気になっていた、
というほうが近いです。

四海書房は、
これまでにも、
会社（ブランド）にかかわらずどんなネットワークビジネスに携わっている人にも役立つ本をたくさん出していますが、
この本は私の中ではダントツです。

というのも、
読んで終わり、
理屈がわかって満足して終わり、
になってしまう本が多いなか、
この『はじめ方の始め方』は、
実際にどうすればいいのかをとてもやさしく書いてくれているからです。

初めの一歩をどう出せばいいのかわからない、
まっすぐ出すのか、
ななめに出すのか、
足を一度持ち上げて置くのか、
それとも滑らせるのか…、
そういう、
最初の一歩を踏み出せずに困惑している人には、
ほんとうにぴったりの本だと思います。

第１章から始まる本編はもちろんですが、
この本の大きな特徴は60ページほどの導入編。
これがすごい価値です！　「そういうことだったのかー！」と、
自分の無知や勘違いに何度も驚いてしまいました。
この本を読んで、
改めて、
ネットワークビジネスって楽しくて素敵な仕事だなー、
と感じました。

導入編に、
こんな文章があります。

「ネットワークビジネスをはじめる目的はビッグな成功をしてリッチになることではありません。
自分の人生を自分の思うように使うための自由を勝ち取ることにあるのです」
そうなんですよね。
“結果として”成功して、
“結果として”お金持ちになることはあって、
それはそれで素晴らしいですが、
それだけを目的にネットワークビジネスに取り組んでも、
逆にそういう結果には辿り着きにくいのだと思います。

ネットワークビジネスという形態の仕事が、
いったいどんなものであるか、
誤解しているならそれはどうしてだったのか、
そしてこのビジネスのどういう点が素晴らしいのかを知るための、
最良の本だと思います。