最高、感動、深淵の文学。少女が天使になり、ときが永遠になるまでの、ながいながい渡り鳥のお話。
ハポ(かあちゃん)はアイヌの地の旅籠の納屋でおらを産んで、
チカップと名付けてくれました。
父はニホン人のようですが、
誰だかわかりません。
じつはほかのこともほとんどわかりません。
だけど、
ジュリアン兄しゃまがほんのすこしだけ誰かから聞いたことをもとに、
チカとハポの話を考えては話し、
考えては話し、
してくれたのです。
ビブリヤ(聖書)もヒントにしたのかも知れません。


チカの本当の名前はチカップです。
鳥という意味です。
だけど、
皆、
おらをチカと呼びます。
日本のおなごの名前として通じるからでしょうか。
それとも、
イスパニアの言葉では、
チカはおなごのことだからでしょうか。
パードレ(神父さま)はチカを「あんじょ」(エンジェル、
天使)と呼んでくれました。
チカップもあんじょも空を飛べます。


チカはパードレの学校に行くジュリアン兄しゃまと一緒にアイヌの地からヒラド、
そして、
マカオに行きました。
すごい嵐や病気があったのに、
何とか辿り着きました。
チカはマカオのきりしたんたちに助けられ、
育てられました。
童だったチカもおとなに近づきました。
だけど、
マカオを離れなければならないことになり、
兄しゃまとも・・・。


ジャワからチカは兄しゃまに手紙を書きました。
兄しゃま、
どうしていますか。
日本できりしたんの反乱があったといううわさがここにも届きました。
もしかしたら、
兄しゃまがその大将だったのではありませんか。
兄しゃまは、
どこでチカの手紙を読んでくれているのでしょうか。
もしかしたら、
パライソでしょうか。


チカは童のころからマカオを出るまで、
ずっと、
兄しゃまや、
朝鮮人で日本人の奴隷にされていたペトロさま、
カタリナさまたち、
きりしたんと一緒でした。
パードレは「耳も聞こえん、
口もきけん(じつはそうじゃないのですが)、
チカのような半分えぞの子どもには、
おらしょ(祈祷文)なんぞ必要ないのさ、
はじめからデウス(神)さまがとくべつに守っていてくださる」と言ってくださいました。
ジャッカ・ドフニ 海の記憶の物語

その他の感想

Lに比べると新規にも優しい構成です
ドールハウス大好き
実物を見てからの方が良い
触感も見た目も大満足
小説という枠内に収まらない作品
予想外に面白い!
特典カードが欲しくて
サイズについて断言します。
安定しました!
透き通るような想い出、珠玉の曲集。
摩訶不思議な魅力
うぁー、これ良いな~?
このサイズのペダルボードケースではほぼ一択
見応えのある一冊です。
正確な技法をわかりやすく
これだけでの合格は難しいか
名曲です
Input Voltage が説明と違う!!
付けると違う
与太郎の成長の過程をもう少し楽しみたかったけれど、いきなり師匠の昔の話に突入してしまい、そのまま巻を終えた
The base screw is not good
厚みもあり丈夫
ピンチが……
うーん微妙に弱い
CPUメンテナンスホールに難あり
柄は普段使いにも耐えられる、バッグとしては期待しすぎず買うのが良いかも
堅牢で良いが少しサイズ大。中が良い
まずまずジャマイカと!
子どもにも大人にも最適かな
私は買って良かったと思いました。
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