稚拙の極み。 読んでるこちらが恥ずかしくなる。

アメリカのトップマーケッター ジェイ エイブラムのテクニックなど、

多分、
ご自分がどこかで学んだテクニックを、

大した経験談もなく、
思いつくままにバラバラに箇条書きで並べて、
何とか無理やりページを埋めたというレベルの本。


チャンクサイズや目的や対象がバラバラないろいろなマーケティング テクニックを、
とにかくページを埋めるために詰め込んでいるだけと言う印象。


何の本なのかわからない。

自分の知ってるテクニックを箇条書きで並べた、
「メモ帳」程度のクオリティー。


やたら紙質が暑く、
ページがたったの170ページしかない。


印刷文字も安いワープロで打ったように安っぽくてとても見にくい。

読みやすくしようと言う、
出版社のひねりや努力も一切見られない。


こんなレベルなら、
誰でも書けると思う。


こんなレベルで出版をしてしまう、
出版社のレベルを疑う。


巻末に同出版社の書籍の紹介もあったが、
もうこの出版社というだけで読まないことに決めた。


出版社自体が本を選ぶ時のブランドと信用の証であり、
出版社を見れば、
大体のクオリティーや感覚は想定できるからだ。


また、
この出版社から一冊でも本を出している著者の本は一切読むのはやめようと思った。


どの出版社から出版するかで、
その著者のレベルはもうわかるからだ。


唯一の良い点は、
本のタイトルと表紙のデザインのみ。

( まあ、
これで騙されたのだが…)

多分著者の経歴にある、
企業の売り上げを何倍に上げたと言うのも、
たまたまどこかで学んだ技法が当たっただけだと思う。


お若いようなので、
仕方ないのか。


本を出版して、
「まず売名を」と考えて、
頑張ってるのはわかるが、
もう少し「ご自身の中身」ができてからの方が良いかと。


でないと、
見ていてとても痛々しい。