この本で勉強して資金調達を成功させました。

私はこの著者の本を参考にVC・投資家から、
9000万円の資金調達を行いました。
著者の本は絶版になっている前著も含めて複数冊購入しています。
資金調達を成功させたいと考える起業家は多いと思います。
しかし、
具体的にどうすれば良いのか、
詳しく書いた本は多くは有りません。
この本には、
資金調達に関する事が些細な事から大局的な話まで網羅されています。
著者は、
VC、
VBを経て、
公認会計士事務所の代表者という珍しい経歴の石割公認会計士です。
ですから、
投資する側（VC）される側（VB)、
さらに公認会計士として法的にも正確な情報が掲載されている貴重な１冊です。
資本政策立案マニュアルと題されていますが、
実際には、
資本政策の事だけではなく、
資金調達をするとはどういうことなのか、
ベンチャーキャピタルはどういうものなのか、
また、
投資に関連する契約書や様々な書式まで丁寧に網羅されています。
一般人は、
投資契約書やそれに付随する条項はなかなか目にする機会もないでしょう。
ほかのレビューにそれらの収録が「手抜き」だと評されていますが、
これから資金調達に臨む起業家には収録されている意義は大きいと思います。
資本政策は基本的に後戻り出来ない重要なものです。
資金調達をしたいと考える起業家は先ずこの本を買って良く勉強しましょう。