歴史家の手腕
歴史家の手腕は、
史料の発掘、
史料の選択と解読、
そして史料から何を読みとるかというフィルタリングの視点と枠組みにおいて発揮されるだろうか。


あまりにも有名な「真珠湾奇襲攻撃」による日米開戦の「責任問題」を追究するこのビーアドの本は、
戦後間もない時期(1948年)に出版されたものだ。
この研究の土台とされているのは、
合衆国にとっての「真珠湾の惨劇」の原因と責任問題を調べた、
三種類の「調査委員会」の報告書と、
それらの調査の過程で明らかにされてきた文書や証言などである(後述)。
この「史料」に基づき、
まだまだもっと多くの機密書類が封印されている条件の下で、
ビーアドは、
戦争に至る事態の推移の「みかけ」と史料を読み解いて明らかになってくる「実態」とを対比させるという手法で、
ルーズベルトと彼の戦時内閣の言動を裁こうとする。


ビーアドの手腕は、
「史料をして語らしめる」という作業によく示されている。
当然のことだが、
単に史料を並べるだけではなく、
「何を読みとるか」という視点を手際よく用意したうえでの「演出」があるので、
史料が迫力を持って語りかけてきて、
読者はだんだんと引き込まれていく(マズイ訳文にもかかわらず!)。


1940年の大統領選挙の際(三選)、
ルーズベルトは「攻撃を受けた場合を除いて、
アメリカを戦争に巻き込まない」という誓約をした。
加えて、
大統領には、
「参戦の決定」に議会の承認を必要とするという憲法上の制約があった。
これらの制約の下で、
ルーズベルトと「戦時内閣」がいかに巧みな「情報操作」によって、
「武器貸与法案」(連合国側に対する強力な支援)を成立させ、
チャーチルとの「大西洋会談」で「密約」をむすび、
対日戦争に進む手はずを整えたか。
ルーズベルトと国務長官ハルが、
閣内の軍人に対してさえ重要な情報を伏せたまま、
対日交渉を進め、
強硬策を進めていったか。
ルーズベルトの責任 〔日米戦争はなぜ始まったか〕 (下)

その他の感想

タイムラプス用微速度パン雲台として使用します
なんでも美味しくなる!
語彙項目と文法用語は区別されて,文法用語はテーマ別配列(thematic arrangement)となった。慣れるまで時間がかかりそう。
ISRTキャッシュで使ってます。
他社品ラックにも使えます.
DQNのリアリティー
いかにもアメリカンなリーダーシップ本 / 読んでおいたほうがいいかな?
どうしてこの傾斜?
値段が安いので、ちょっと心配しましたが・・・。
すぐガタが来る
日本人の信仰・マナー・生き方
ちょこっと残念。。。
大好きなんで
柔らかでかわいい
是非持っていたい一冊
一本あれば便利です。充電池2個付きなのは良いですね。
台南・高雄旅行必携のガイドブックです。
静岡茶です。 アマゾンで購入の道三井銘茶、天皇杯受賞宮崎茶、および本商品の静岡茶の3銘柄を比較してレビューした。
10年に一回は、交換が必要
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省力化にも、ダイナミックなコース作成にも
フィットしてます☆
なるべくリアルに見せる工夫が必要
泡のキメが粗い?
西洋音楽史(パウル・ベッカー)
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うん!なかなか!
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