極論本と思いきや普通の啓発本

本の最初の方で「あれしない、
これやらない」とあるので
普段の行い・人付き合いの断舎利という今流行の極論本かと思いきや
その後は割とよくある啓発本的内容となっている。


「極力、
余計な時間を使うことを止めて、
その分
自分を磨き、
自分の大切な人と過ごしましょう」と。

明確な目標・意志、
一緒に過ごしたい大切な人がいる場合は良いが
そうでない場合はメリットどころかデメリットの方が多そう。


この著者自身、
本にあることを実行して成功したモデルであるが
そもそも「一流企業の社員」「社員時代に副業で高収入を得てる」
「他人との付き合いを切ってでもやりたいことがある」という人物。

要するに普通の人じゃない。

以前、
「おんぶひもで主婦が起業して1億稼いだ」という本があったが
この著者もその主婦同様、
明確な目標・意志・
体力・人脈・運などのある人物であると思う。

よってそれらを持ち合わせていないであろう「普通の人」が
この人のマネをして果たして上手くいくかどうか。


普段から自分磨きをしっかりしてる、
こうなりたいという明確な目標もある、

それでも今ひとつ上手く行かない人がこの本にあることを実行すると
成功に近づけるかも知れない。