『知の世界遺産』
 本書が持つ意味は数多くある。
第一に『エピクロス哲学の原子論的自然観』を述べていることである。
エピクロス哲学というのは快楽主義が有名だが、
実はそれだけに寄って立つものではなく、
『原子論的自然観』(以上二点扉書より)が、
もう一つの基盤として支えているものなのである。


 第二は原子論的自然観の骨格となっている「因果性」を駆使し、
世界を眺め、
そして記されているということだろう。
ここで「因果性」という語を用いたが、
本書は、
「因果律」といえるほど徹底した「自律」を「因果」思考プロセスに込めているとは感じられないので、
「因果的性格」すなわち「因果性」と書かせてもらった次第です。
念のため。


 さて、
このような書物を残したティトゥス・ルクレーティウス・カールス(B.C.94?-55)は、
古代ローマ時代の詩人・哲学者であった。
残された作品は僅かだが、
それとは裏腹に影響は大きい。
古代ローマの文章でもよく触れられているし、
何よりコンスタンツ公会議の際、
ポッジョ・ブラッチョリーニによって再発見され、
ルネサンス世界に起こったインパクトは見逃せない。


 さらに、
小生感ずる最大の意義は、
因果性思考の「力」である。
訳者は“まえがき”冒頭で『これは二千年も昔の素朴な自然科学を伝えている作品である。
』と述べているが、
小生はそう思わない。
なるほど「数学」も「ボーアモデル」も「周期律」も知らなかっただろうが、
現代の科学“現場”におけるルクレーティウス的因果性思考は、
『観察と考察』の場面で、
似通ったパターンとして現れているからである。


 アイテムの違いは、
本質の違いではない。
差異に注目するよりはむしろ、
二千年前の思考パターンと、
現代の思考パターンとの共通性が意味する、
「思考パターンの持つ時間の突破力」という点にこそ、
『狂者となり自殺した』(本書p320要約)とされる著者の、
偉才が輝いている気がするのである。
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