肩肘張らずに経済の基本を学べる好著。
 生きて行く上で最も身近な問題でありながら、
勉強や仕事や家事に追われる普通一般の人たちには、
なかなか体系的に学ぶ機会がない「経済」の基本問題を、
漫画と図表を交え、
会話形式で解説した本。
GDPや失業率といったマクロの分野から、
需要と供給に伴う価格決定といったミクロの分野まで、
さらには、
現実のお金の流れ、
日銀による金融政策、
貿易収支など、
幅広い項目に亙って解りやすく採り上げられている。
これまで読んだ著者の本から、
著者は、
周囲半径3メートルの範囲で起きていることをもとに漠然とした印象を語ったり、
利益誘導のためのポジション・トークを行ったりする人ではない、
ということは承知していたため、
全面的に信頼しながら読み進むことが出来た。

 著者の既刊でも痛感したが、
マス・メディアの情報が信頼に値すると考えるのは大間違いであり、
そこには「フェイク・ニュース」が溢れている。
それは第1に、
彼らが、
財務省を中心とする中央省庁が自らの都合に基づいて流す歪んだ情報をそのまま発信しているに過ぎないからであり、
第2に、
彼らの狙いは、
真実を伝えることではなく、
部数を増やし、
視聴率を高めることであるためであり、
第3に、
彼らはスポンサー様の意向に反する情報は決して伝えないからである。
「日本はマイナス金利で未曽有の大混乱に陥る。」「少子高齢化で日本の年金制度はいずれ破綻する。」「社会保障費を捻出するには消費税率を上げるしかない。」「国の借金がこんなに増えて、
日本政府はもうすぐ破綻する。」「経済産業省の主導で戦後の高度成長が実現した。」本書を読めば明らかな通り、
これらは全て噓である。
マス・メディアの報道が如何に当てにならないかがお解りだろう。

 ネットの普及と、
著者のように政府とメディアの噓を堂々と暴く人が次々出現するようになったという時代の変化により、
政府もメディアも、
自らに都合のいい間違った情報の中に人々を囲い込むことは出来なくなった。
これまでの著者の本へのレヴューでも書いたことであるが、
政府もメディアも、
責任追及を免れたければ、
今後は噓情報の垂れ流しを徐々に控えるべきではなかろうか。
いまさら聞けない! 「経済」のギモン、ぶっちゃけてもいいですか?

その他の感想

本好きな女の子へ。
中世を生き抜け!
まぁまぁ面白い 通信○
バイクのチェーンメンテナンスに
度合
ベースがMacについて書かれた本だった。
頑張れ
今までに無い展開
清潔で良い。
更新時にはご注意。
正義という名の狂気
効き目あり
頑張ってます!!
発見!
雪掻き楽でした
1才を迎え息子に
高級版というより方向性が異なる
イヤホンを使わないならアリ?
この商品が大好きです
何故か食べた後に胃がむかつく
ラストが無理やり詰め込んだ感が…
夜間に取り付けてみました❗
推理よりも・・・。
Java統合開発環境、デバッガーの記述は良いのだけど…
カジュアルに使う男性にも超オススメです。
Product was dirty
地味だが真面目に書かれた神奈川の米軍基地史
さくらんぼ。
メーク落としの洗顔に最適でした。
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