わが国の安全保障政策の問題点を端的に指摘
本書は、
著名なジャーナリストの田原総一郎氏と元陸上幕僚長・冨澤暉氏が安全保障問題について対談した内容を著書にしたものである。

冨澤氏は先に『逆説の軍事論――平和を支える力の論理』(バジリコ出版)を発表しているが、
その内容に共鳴した田原氏が、
日ごろ抱いていた日本の安全保障についての具体的な疑問点を取り上げ、
それに冨澤氏が答える形式で話が進められている。

取り上げられた項目は、
専守防衛、
基盤的防衛力構想、
湾岸戦争時国連の集団安全保障に参加しなかった経緯、
集団的自衛権の憲法解釈変更に大騒ぎする愚かさ、
満州事変以降の戦争を回避できなかった理由、
国連の集団安全保障への参加の必要性などである。
これについて、
田原氏が的確に疑問点を提示し、
これに冨澤氏がわかり易く説明している。

戦後のわが国の安全保障政策は、
「あつものに懲りてなますを吹く」ような奇妙な内容のものが少なくないが、
それらが何故そうなったのか、
その結果から何がもたらされたのか、
何が問題なのか、
本書を読めば十分理解できると思う。

集団安全保障に参加することは、
国連重視を是とするわが国の安全保障戦略にとって当然重視すべき課題となるというのは、
冨澤氏の持論であるが、
本書を読めばなるほどと納得できると思う。

安全保障論の著書としては、
軽い読み物の部類に入るといえるので、
通勤電車の中でも十分読み切ることができる。
学生さんや若いサラリーマンなど若い方に一読をお勧めしたい。
矛盾だらけの日本の安全保障 「専守防衛」で日本は守れない

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