奇抜な主張は何もないが、だからこそお勧めできる現実に則した日本の安全保障についての本
「そもそも、
いまの日本が軍国主義化するのはどう考えても不可能です。
…(中略)…日本にはリベラルな民主主義があり、
三権分立が定着しています。
何より日本国民は賢明です。
軍事力だけで国家は成立しませんし、
国際的な孤立は国民生活を直撃し、
国益上のメリットはなにもありません」。


日本の安全保障について、
幅広い視点から論じた本。
著者は元自衛隊の統合幕僚長。
自衛隊のPKO活動や東日本大震災時の支援活動にも関わった経験があり、
そこから得られたエピソードや知見を多く盛り込んである。


東西冷戦のときには、
日本が専守防衛で「盾」の役割を担い、
同盟関係を結ぶ米軍が「矛」の役割を引き受けていた。
しかし、
冷戦後はテロ対策や中国の急激な軍拡への対応といったところに重点が変わってゆく。
湾岸戦争では日本は130億ドル(約1.5兆円)もの支援をしながら人を出さなかったためにあまり感謝されなかった。
その反省に基づき実施されてきた自衛隊のPKO活動は国際的にも高く評価され、
今や海外を経験した自衛隊員はのべ5万人にのぼるという。
陸海空の統合的な活動もできるようになってきた。


長期的な戦略に立った中国の海洋進出。
A2/AD戦略。
第一列島線と第二列島線。
中国の基本的なパターンは、
国内法で主権を主張し、
海上民兵を活動させ、
民間人保護の名目で海警の活動を活発化させ、
危害を被ったという口実で実効支配を確実にする。
また、
危機が生じればそれを好機としてとらえて、
危機を作り出した原因は相手側にあるとする。
東シナ海での活動と真珠の首飾り作戦。
中国の軍拡の勢いのすさまじさ。
「一帯一路構想」とAIIB。
中国から見た日本の軍事的なポイント。
台湾の重要性。
ロシアとの微妙な関係。
朝鮮半島や中国北部の位置づけ。
日本自身が決然とする大切さ。
アメリカを知ることの重要性。
国を守る責任 自衛隊元最高幹部は語る (PHP新書)

その他の感想

とても使い勝手がよいです
著書“数学の探究的学習”
だんだん文章が傲慢になってきた!
純正品と思うくらいのクオリティです
TV版の総集編。カットが多いのが最大の欠点
息子たちの結婚三周年の贈り物にぴったりです!!
ヒューマネージ テストセンター 唯一の対策本
この品物だけはダメでした。
HDMI端子が別の場補にある。
わたしだけでしょうか?
彼女に褒められました^^
シンプルだけど、綿密に計算して作られたミシン(たぶん)
こどものお気に入り!
コクがほどよく美味しい
コンディションが良くなりました。
見所満載です
透明のふたがきっちりはまりません
ホイール左右と値段が問題
う~ん。。。
地味だがチョコチョコと長く楽しめる。
最悪(>_<)
年齢に応じた楽しみ方ができる本
非常に便利で助かっています。継続購入します。
返品にはご注意を。
役立っています♪
何をとっても最高水準
これからのG-SHOCK購入の為に。
カラー&デザインが品質?
布好きにはよい。
現行のミドルクラスの最高の選択肢の一つ
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