数式こそないが、かなり歯ごたえあり
ものすごい濃い内容。
タイトルの疑問を冒頭で呈示して、
素粒子の探求でクォークまで解説した後から、
4つの力の説明になり、
量子色力学、
弦理論、
CP対称性の破れまで至り、
「物質とは何なのか」「なぜ物質は物質として存在するのか」の根源にかなり迫っているな…と思ったらまたタイトルの疑問「宇宙は何で出来ているのか」に戻ってくる。
宇宙の重さの96%は何か。
わかりませんが結論。
本書が縷々書いてきた話はそのうちの4%に過ぎない。
暗黒物質はどこにでもあるけど、
ほかの素粒子と全く付き合いがなく、
我々の体や宇宙をすいすいすり抜けているのではないかと著者は推測する。
暗黒物質よりさらに多いと推測される暗黒エネルギーについてはさらに不可思議だ。
ものすごい宇宙が膨張しているにもかかわらず、
密度は全く変わっていないのだという。
見つかってもいないものの密度やら分量やらがなんで推定できるんだ、
いう疑問はさておき、
こんな物理法則をあざ笑うような妖怪みたいなものを探す気によくなるなあ…と思う。
自分だったら匙を投げる。


なにせ新書でこれだけの内容なので、
数式はなくエピソードもはさみ込んで軽いエッセイ風の文体で書かれていて、
基礎知識も不要ではあるものの、
崖を登るような急ピッチで内容が難しくなる。
私は、
坂田モデルや量子色力学の項の解説はチンプンカンプンで理解をあきらめた。
他のところも頭で字面はわかっても、
内容が腑に落ちてこない所も多い。
だがそれは、
内容が本当に難しいからであって、
この種の入門書としては、
かなり分かりやすい部類に入ると思う。
素粒子、
宇宙の根源に興味がある人はトライする価値のある本ではないか。
先に述べた通り、
題名の疑問の解答は「ほとんどわからない」のだが、
20世紀末になって「わからないということがわかった」ということが収穫であると著者は説明しようとしている。
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