日本では役に立たないけど知ってると少し自慢できる内容

本の内容はそれほど深く掘り下げてある訳では無いですが、
逆にその分、
スイスイと読み進めていけるし頭の中にも残しやすいです。

しかし、
基本的に日本人がこの本の知識を役に立てる事は無い、
というより役に立てずに済めばそれに越したことは無い内容でもあります。
殺傷力の違いを考えて銃弾を選択したり、
攻撃対象によって準備する銃器を揃えるなんて事は、
ホント無い方がいいです。


でも、
そこはそれ、
男は何歳になっても「男の子」なんですよ(笑)。
身に危険が無いという保証があるなら、
みんな「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスや「ランボー」シリーズのスタローンになってみたいんですよ。

そんな気持ちが「こんな知識、
生きてる間に役に立つ事なんか無いよなぁ」と思いながらも「ふんふん、
ふーん、
ほー、
なるほどー」と読み進めてしまうんですね。


あと、
ショップの陳列品や友人などが持ってるエアガンやモデルガンを指さしながら、
比較的内容の浅い薀蓄(笑)を垂れてみるのも面白いかもしれません。
深い薀蓄を延々と垂れ続けると聞かされる方もかなりウンザリしますし。

飲み屋のおねーちゃんに博学ぶって垂らす薀蓄ではないですね。
あくまで男同士ですね。


ただエアガンマニア、
モデルガンマニア、
コンバットマニアだと「こんなもんか」という内容で終わってしまう可能性もあります。
あくまでも内容は浅めです。

でも浅いからこそ「今更人に聞けない疑問」という面もあるので、
興味が湧いたら一冊手元に置いておくと良いかもしれません。


ちなみにこの本が届く前に「もしかしたら西○警察のスコープ付きショットガンの事にも触れてたりしてなー」と思ってたら、
本当に触れてて笑いました。

「なんで渡○也はライフルじゃなくてショットガンで狙撃するんやろーねー。
ていうかショットガンで狙撃は無いやろー」と昔から友達と話したりはしてましたが、
この疑問は日本全国共通らしいという事が再確認できただけでも収穫です。


まぁル○ン三世でオートピストルを撃ち終わってからマガジンを抜いて空薬きょうを「ジャラジャラジャラ…」という過去の例もあるので、
例え実戦で使う事のない知識でも、
知識というのはあるに越したことはないですね。