日本人よ、今こそ現実を直視し、根柢から意識を改革せよ。
 北朝鮮の度重なる暴挙により、
日本本土への弾道ミサイルの落下も視野に入った今日、
日本人はこれにどう対応し、
どのような心構えを持たなければならないかを説く一冊。
アメリカ・韓国・中国・ロシアなどの周辺国の現状が、
現地のメディアの報道や、
著者自ら現地に赴いて得た情報などを織り交ぜて紹介・分析されているが、
全体に、
筆致が取り留めなく、
焦点が絞られていないという感じを受ける。

 ためになる記述も散見されるものの、
評価は4だろう、
と思いながら読み進んでいたが、
最後の第6章において、
戦後の日本人の多くが無邪気に信じ込まされている戦前の歴史が根本的に誤りであること、
中国人が如何に精神的に未発達な国民であるか、
憲法改正が如何に喫緊の急務であるか、
今こそ日本人は戦争について考えることを抛棄する従来の態度をかなぐり捨てなければならないことなどが、
力強い語調で語られており、
この章を読むだけでも本書を読む価値はある、
と思い直された。

 アメリカは、
北朝鮮(及びその背後に控える中国)との戦争の最終的な準備段階に入っている。
半島の南で親北政権が誕生し、
共産陣営との境界線が38℃線から日本海へと移ろうとしている今、
米軍基地を抱える日本は到底無傷では済まないし、
最悪の事態も想定する必要がある。
北朝鮮の暴発という現実の脅威がこうして眼前にまで迫ったことは、『現憲法では、
到底国は護れない。
今のままでは、
家の玄関に鍵を懸けず、
泥棒や強盗に入られても一切抵抗せず、
彼らが望むだけの財産を喜んで差し出し、
警察に被害届も出さずに済ませるようなものだ。』という事実に多くの日本人を覚醒させる契機となった。
さらには、
ネットの普及と本書のような良書が次々出版されるようになったという時代の変化により、
メディアによる情報支配体制が瓦解し、『「日本はアジア各国を侵略し、
強いアメリカに戦いを挑んだ、
邪悪で愚かな国だった。」という、
学校で習った戦前の歴史は、
実は何から何までアメリカによる作り話だったのだ。』という大きな事実を見抜くに至った日本人が徐々に増え、
「正義の国」アメリカの邪悪な実態に気が付いたことも、『日本はアメリカの属国ではない!あんな国に軍事を依存しているようでは、
独立国の名が廃る!』という決意を懐かせることを後押ししていると言える。
時代は、
大きく日本に味方しているのである。
金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる

その他の感想

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え縲怎c唐ナす。
暑くなったら…
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