学術的に問題があると考えます
本書は、
至仏山を中心とする山域の自然について紹介したものである。
数年前、
尾瀬の南側にある、
東京電力が所有する戸倉山林や至仏山で、
「尾瀬戸倉山林総合学術調査」が行われ、
本書はその報告書をベースにまとめられている。
自然を一つの側面で切り分けるのではなく、
総合的に把握するというコンセプトで書かれたものである。
このコンセプトは、
大変重要であり、
とりわけ次々に細分化が進む学術分野の中で、
学際的分野の持つ意義は評者も大きいと考えている。
ただし、
本書においては、
事実の誤認と思われる点がいくつもあり、
このことがこの本の論拠の根幹に関わる部分であると考えられるため、
指摘しておきたい。

本書は、
「はじめに」に続く、
9章で構成されている。
第1章「クロベの森の謎〜数千年壊れることのなかった森」、
第2章「不思議な小びとたちの森〜蛇紋岩地に生きる植物」、
第3章「ダケカンバという生き方〜壊れる森を求めて」、
第4章「ブナの森と「ブナボラ」〜王様と人のチカラ」、
第5章「山のかたちが森のかたちを決める〜遠くから見る景色を考える」、
第6章「尾瀬の高層湿原を読み解く〜忍び寄る危機」、
第7章「お花畑の秘密〜高山植物という生き方」、
第8章「南尾瀬の森の歴史〜人と自然とのかかわり」、
第9章「まとめにかえて〜尾瀬の森の豊かさを自然再生に活かす」、
である。

第1章「クロベの森の謎〜数千年壊れることのなかった森」では、
クロベの根の部分の構造に焦点を当てて、
根株での更新様式から短く見積もっても数千年間、
その森林が維持されてきたという事実を明らかにしている。
実生が定着する上でバクテリアからの攻撃をいかに防ぐかの戦略として、
親株の上から成長する戦略を選択するという事実をあげ、
クロベの樹林が維持されてきたことを述べているが、
なぜ純林をつくるのか、
また、
多種との競合、
また一番最初になぜクロベが定着できたのかについては、
大きな石の上に定着したのであろうという程度の推論が行われているにすぎない。
クロベ林の林内構造や表層地質、
地形条件を把握すれば遷移段階の推察ができ、
それこそ「森の謎」を解き明かせるのではと思われるが、
本章が、
クロベの生殖戦略というミクロスケールの話で終始してしまっていることは残念である。
尾瀬の森を知る ナチュラリスト講座―知られざる南尾瀬の大自然

その他の感想

想像より反射します。
糊がすごい
サンワダイレクト HDMIセレクタ 400-SW012 と同じです。
とてもシックな感じで
アルティマニアがないと、グッドED攻略は難しい…
このジャケ柄は
息子が買いました。
水道工事
弾きごたえバッチリでご機嫌です♪
難はあるけど、結局これに戻ってきます
唐沢さん・・・カッコいいです。
とても使い心地の良いクリーム
フロリダがよい
最初の座談会以外は満点!
お手本音源付き。
やはりちょっと大変
丸型
聴衆とのコミュニケーションをとるのが怖くなくなる
ヨゴレ落ちが違います
特別な味噌汁
しってたこともあったけど
地図が面白い!!
この季節にぴったり。
32GBからの乗り換え
トレーニングには欠かせない。
64が懐かしかったです。
まったく問題なく高品質です
とても良い。サイズに注意
実際に動くコードなのでわかりやすい
縫製がひどい!!
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