恐ろしく凄まじい謀略は、戦前だけでなく現在も継続している!
タイトルだけ見ると、
よくある「日本=善玉(被害者)、
米ソ中=悪玉(加害者)」のように、
コミンテルンの謀略を筆誅している内容と誤解しそうだが、
そうした単純図式を解説しているのではない。
筆者は、
コミンテルンの謀略に対し、
それに嵌められて敗戦に向かった日本社会の構造を俯瞰し、
むしろ明治維新後の日本社会構造と脆弱性を入念に語っている。
日本の脆弱性とは、
・明治維新後の日本人が、
少数のエリートにとっての日本感と、
庶民の日本感という対極の社会階層が生じてしまった事。
・エリートの多くはコミンテルンの台頭する以前に、
社会主義にシンパシーを持つ者が多かった事。
・共産党は壊滅させたものの、
転向者の多くが容易に、
政府、
官界、
マスコミ、
シンクタンク等に入り込めた事。
・軍部にも共産主義分子がいたこと(マルキシストであっても、
ドイツ礼賛を隠れ蓑とできた)。
と、
ここまでは保守陣営がしばしば上げていることだが、
筆者は保守陣営の構造を解析し、
・保守には、
自由主義的保守と、
右翼全体主義的な保守がいた事。
・前者は、
天皇機関説、
国体明徴運動によって、
後者から排斥され、
マスコミに扇動された世論に政治家や学者の多くが迎合した事。
・後者は、
天皇は国家の主権者で絶対的な存在と主張する一方で、
実際は天皇の意思を無視して恣意的に都合の良い解釈を正当化した事。
・後者は表向きはドイツ的全体主義の成功を成功モデルに(実際はコミンテルンの謀略にまんまと嵌められて)国情に合わない政策を推進し続けた事。
などから、
謀略に嵌まり敗戦に至るプロセスを、
しっかりと述べている。
文章は読みやすいが内容は濃密で、
人名や関係機関も多岐にわたるため、
読了するのに少々時間がかかった。
左翼陣営はもとより、
右翼や一部保守層にとって、
心地の良くない内容も含んでいる。
読了して思ったことは、
この本は戦前のことを論じているが、
この謀略は脈々と現在も継続中なのではないかということだ。
その他の感想
サイズを期待
自然な形とやわらかさでGOOD
発音が占めるウェイトが多い
孫に読ませるために買いました。
自転車のバック点滅ライト洋です
初心者向けの本
賛否両論ある結末ですが、私は肯定派です
正直なめていました
注意書きが目立つ!
白い毛が抜けます。
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三島文学の本質に触れることができる短編、エッセーを選んでいる全集
グッド
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よい機種です
いいね
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