自分のために生きて来なかった自分への贈り物

公開時の宣伝で、
「おじさん」が気になってしかたなかったのですが、
忙しい日常に飲み込まれ、
しばらく忘れていたところ、
疲れ果ててふと立ち止まった時に思い出し、
DVDの発売日を調べてみたら、
あと数日後と知って「これは天啓！」と思いたち、
息抜きにノリで買って見てしまいました。


「おじさん」は、
予想してたのとはちょっと違いましたが、
魅力的な人物には間違いなく、
可愛いというかチャーミングでした。


まずは、
なにをするか見てるだけで面白く、
続編が見てみたいという声もわかります。


ただ、
マンネリ化してほしくないから、
三部作くらいまでなら、
DVDを買ってもいいかなと思いました。


そのくらい、
お金かけなくても面白い映画は作れるという代表作です。


とにかくキャラが立てば、
ストーリーは自然に生まれてくる感じで、
こじつけぽくてもなんでも、
この「おじさん」のリアクションを見たいと思わせてくれる作品でした。


連ドラだったら、
逃げ恥とはいかないまでも、
結構な視聴率取ったろうな、
などと妄想を掻き立ててくれます。


私には、
血の繋がったおじさんはいなかったのですが、
ずいぶん前に亡くなった義理のおじさんが近い立場にいたかな？それはそれで幸せだったな…と懐かしく思いました。


ほんと「見ていて飽きない人」って、
いいですよね。


まあ、
信じるか信じないかは、
みなさん次第ですが、
どんな美男美女でも、
人柄が面白くなければすぐ飽きるものです。


結論、
かる～いノリで見られるいい映画でしたよ。
私は、
あれは家で脱力して見るのがいいな。
もちろん、
映画館でみんなにつられて笑うのも一興ですが。


やっぱり続編作ってくれないかなあ？