人と世界を分かつものについて考える本、その05。天気と海の関係についてわかっていることいないこと 2017/03/06
◇本書は、
「はじめに」をみると「天気と気象についてわかっていることいないこと」「異常気象と気候変動についてわかっていることいないこと」に続く、
筆保弘徳を共通の編者としたベレ出版のシリーズの3冊目らしい。
奥付に続く「自社広告」の最初に特定の名前のない「シリーズ」として掲げられているところからみると、
好評だったために途中からシリーズ化したのかとも思われる。


◇さて、
世界の<わかっていることいないこと>を知る本だ。


人が、
人の棲む世界が薄皮一枚の地球表面にしか過ぎないことを、
それも70億人の一部が、
知るようになって、
地球誕生から46億も経って、
ようやく、
それほどの時日が経ったとはいえない。


薄皮一枚、
500mlのペットボトルのキャップが地球の大きさだとすれば、
それにサランラップを巻いている厚さ程度にしか、
地球には水がないし、
その大半が海水だ。
大気はそれに2~3枚重ねた厚さだ。


薄皮一枚の厚さの隙間に、
目に見えない埃やカビ以下の大きさしかない人間が生息している。
そうした、
人間にとって世界の中にあって、
その殆どを占める人や他の生物以外を占める海や大気の気紛れに、
歴史までを左右されてきた。


人類はまた、
増田義郎によって発案された岩波書店の「叢書」名「大航海時代叢書」以来「大航海時代」と日本でいわれるように、
高々、
600年前まで地表の7割を占める海の殆どを知らないできた。
ましてや、
海の上の空との関係には無知であった。


◇本書は「海」の上の「空」との関係を、
軍事と貿易という形で、
国境をつくっては越境してきた人類が、
先ずは「空」と「大地」には国境がない、
気象学というものに今更ながら目覚め、
さらには、
最新の観測と科学・技術の進歩によって、
「海」と「空」が、
そして「空」が「海」と「大地」を分かたず繋がっていることが齎しているものを科学する、
国境を優に越える気象学の最新の姿の一部を教えてくれる。


因みに、
その鬩ぎあいを象徴するのは、
「空」と「海」、
二つのIMO、
国際気象機関(International Meteorological Organization、
現在はWMO: World Meteorological
天気と海の関係についてわかっていることいないこと (BERET SCIENCE)

その他の感想

イメージと違う…
こんなに少ないとは
HTC Vive用として期待したが
説明書を見ながら
完成品の零戦プラモデル
リトルカブに装着。
カラーを増やしてほしい!
短時間で効率的に鍛えられる
すごくいい本です(内容もいいし,英語の勉強にもなります).
サプリのブログとメルマガで、月間平均売上350万円達成できました!
必ず実物で【カカト】のサイズを確認しましょう
戦後の日本
放送テイクからのブラシアップあり/1話は爆音上映用の5.1ch版つき
両サイドが長い毛
予言って当たるか当たらないかって、ただそれだけのためにわざわざ天上界から送られてくるのでしょうか?
歯医者さん発のユニークな理論
久々のAmazon
新築を考えている人に、プレゼントしたいです。
ポン太
本物のヒーローがここにいる
輸入盤ならボーナス曲は無いけど半額以下で買えますよ。
とてもわかりやすかった
相変わらずのカメラ映像
使いやすくて結構
なかなかの佳作
とてもいいデキ
軽快な写真史、写真論
半分役立ち、半分はどこかで見たようなこと
過去は現在を語る
大変良かったです。楽しいです。
戻る