わかりにくい安倍イズム

外交経済多くの場に首相自身が登場する。
テレビのバラエティ番組に登場したこともあった。
安倍首相の考え方は保守本流の考え方からはすれているという何人もの意見が紹介された。
外交では中東地域での自衛隊の貢献の強化が行われている。
アメリカとの海外での協力については、
その地域の反米的な勢力からは日本が中立的な立場で、
日本の民間人が貢献する活動を行ってきたという認識があった。
それが、
敵の味方に日本がなった以上、
敵の味方は敵だということになってしまった。
日本が十字軍に参加したという訳だ。
アイエスの捕虜になり殺されてしまったジャーナリストに対し有効なことができなかったのである。
このように国家を強調し前面に出すことが国民の不利益になる場合があると紹介をされている。
他には年金の積立資金の株式への投資比率の引き上げも問題である。
株価の値下がりはアベノミクスの経済効果にマイナスとなる。
アメリカではそうした行為に厳しい規制があるという。
当然だろうと思う。
憲法の掲げる人権思想についても国家があっての人権だと、
どこかで述べているという。
そのことは国家のための国民という考え方に転嫁されやすいと書かれている。
国家を強調するうちに私服をこやすような人物がでてこないとも限らない。
間違うと危険だと書かれている。
当時自民党の国会議員だった、
武藤貴也が、
集団自衛権に関する安全法案反対デモに参加した若者たちに戦争に行きたくないは利己的個人主義者だと批判したことがあった、
かつての非国民という同調しないものに対する排斥につながる言葉であるが、
ある豪雨の日に豪雨対策ではない全く個人的問題行動を起こしたことが挙げられている。
どのような時も言ってることとやってることが一致するか注意すべきとある。
安倍イズムへの多面的な考察がまとめられていて参考になった。