フーバー著『裏切られた自由』の邦訳者である著者・渡辺惣樹氏による、優れたガイド本にして、分析本です
ルーズベルト大統領の前の大統領であったフーバー大統領。

彼が原稿を書き残して、
90才で亡くなるまでに出版にはごきつけることができなかった「回想録」にして
非常に緻密な戦争と世界情勢について分析した本である『裏切られた自由』がアメリカでようやく出版
されたのは、
なんと〈2011年〉だった。

第2次大戦大統領として有名だったルーズベルトに対して、
前任者のフーバー大統領はアメリカでも特に
有名な存在ではない。

そうしたことも、
『裏切られた自由』のアメリカでの初出版を大きく遅らせたのだろう。

 
本書はそのフーバー大統領による『裏切られた自由』の邦訳者であり、
『ルーズベルトの開戦責任・大統領が
最も恐れた男の証言』ハミルトン・フィッシュ著(米国国務長官)2014年9月17日刊の邦訳も行った渡辺惣樹氏
による著作だが、
フーバーの『裏切られた自由』の重要点を押さえながら、
第2次大戦へ至る過程と、
その原因を
考察していくという内容になっている。

 
非常にコンパクトな本であるが、
最重要点だけを上げて分かり易く書こうという著者の意志がハッキリと出ている
大変読みやすい本になっているところは大いに評価するべきだろう。

このレビューを書いている時点で、
『裏切られた自由』は「上巻」しか出ていない(しかも700頁もある)が、
やはり
大著というに相応しい分量だ。

 
一般には「真珠湾攻撃=太平洋戦争開戦」ということだが、
それ以前にルーズベルト大統領はまだフーバーが
大統領であったときから、
「景気回復のための戦争」ということを目論んでいたことが示されている。

そして本書によれば、
欧州での様々な戦争と国家侵略、
そして最大の問題となる「旧ソ連」の世界的赤化工作が
大戦開戦にまでじつは重要な要素となっていることが綴られている。

 
コンパクトではあるが、
実に内容密度は濃く、
「戦前-戦後」史を知りたい人は是非とも本書は読むべき本だと思う。

そして同時に、
大部であり価格も非常に高価ではあるが、
フーバーの『裏切られた自由』を読まれることをお薦め
したいと思う。
誰が第二次世界大戦を起こしたのか: フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く

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