” 人生における夢や目的を持ち成し遂げていくことへの意味や意義 ”

観て思った事は、
” 戦後日本における偏差値教育の末路と弊害 ”
かなと思いました。


小さい頃から勉強勉強と、
小・中・高、
しいては大学まで、

偏差値教育を刷り込まれて来て、
人生に何の目的も持たずに、

持てずに？、
就活に挑む現代の人達の姿。


自分が何者で、
何をしたいのか、
さえ判らずに生きて来た。


そんな中、
目的や夢 （演劇の劇団を設立して活動中）を
持って生きている元大学卒の演劇サークル仲間がいて、


人生とは何なのか、
何のために生まれて来たのか、

等を気付くきっかけとなり、
主人公の 拓人 が今までの
自分の悪い殻から抜け出し、
勇気を得て人としての
新たな第一歩を踏み出していく。
と云う物語です。


まあ、
偏差値教育自体が間違っていると思いますけど・・・・
私事の話しで恐縮なのですが、
当時私のバンド仲間で一人、

東大に行っていたのがいましたが、

偏差値教育の誤りに自力で気づき、
目的や夢を持つことや、

好きなことをしなければ人生駄目なんだなと、

東大を中退して、
音楽関係の会社に就職しました。


就職後、
彼がこんな事を言っていたのが印象的でした。


「給料は安いけど、
満足している」 と・・・・

” 人生における夢や目的を持ち成し遂げていくことへの意味や意義 ”　は、

大切なことだと思います。


これを読んでくれた ” あなた” に観て欲しい作品です。