久しぶりのラグビーブームに寄せて
世間はワールドカップラグビーでの日本代表の活躍により,久しぶりのラグビーブームに沸いています。
かつて,一応ラガーマンであった身としては,マスコミでラグビーの話題が多く取り上げられることは,うれしくもあります。

ラグビーを主題としたテレビドラマはありましたが,登場人物が多く,ルールが複雑なラグビーは,なかなか小説にしにくいスポーツです。

そのラグビーを息遣いも含めて,生き生きと描写できるのは,作者が経験者であるゆえんだと思います。

思わず寝る間も惜しんで読破してしまいました。

ストーリーは,
シーズン途中で,大学ラグビーの強豪校を率いてきた名監督が急死し,ヘッドコーチが繰り上がり監督に就任した。

恩師でもある前監督が本当にやりたかったラグビーを知っている新監督は,従来のやり方に固執する前監督の息子をはじめとする選手やOBたちとの間に確執を生じる。

シーズンが進んでいくうちに,常勝パターンはほころびを見せ始め,チーム内にも不協和音が生じてくる。

OBからのプレッシャーを受けながらも,選手たちに「今のプレースタイルのままでいいのか。
」と疑問を投げかけ,きずきを促す新監督。

やがて,優勝をかけたライバルとの試合が始まる,という形で進んでいきます。


ラグビーを知っている立場から見ると,ラグビーにおける監督と選手の微妙な関係,バックスとフォワードの考え方の違い,試合中のメンタルの変化などがよく描けていると思う反面,
得意な戦術に頼りがちになる気持ちはわかるけど,最近のラグビーは,キックアンドラッシュだけでは勝てないぞ,と突っ込みを入れたくなります。

オールブラックスの試合を見てると,日本のラグビーとは違った,とても多彩で自由奔放な攻撃には感心してしまいます。

今大会での日本代表の戦いぶりや,名将エディー・ジョーンズHCの指導ぶりを見ていると,厳しいスポーツであるラグビーを高いレベルで指導することはとても難しく,この小説のように,選手の気付きに期待する監督では,強豪チームを率いるのは難しいでしょう。

しかし,結果を残した名将の後を継ぐ人は何かと比較されてしまいます。
次の日本代表監督は本当に大変だと思います。
10 -ten- (実業之日本社文庫)

その他の感想

「花は、咲く」、Hayleyと運命的出会い
久々に面白い作品見つけた
文章がすすまない。
標本ではなく生態写真なのが良い。
一部成分を抜いた製品としてはそこそこの味
チャレンジしましょう。
黒ビールに苦味をプラス
サバゲー向き…。
曲順が素晴らしい!
ドラえもん好きの英語導入におすすめ
小説から設定とかいろいろパクって暴走した結果
肉食系の方向けの本?
オリジナル版を観る面白さ
初心者にとても勉強になりました。
デザインなら良いかな
HF M51普通に使えます。
カレッジ好き、ビームスファンは是非!!
少ない語彙でも読めるのに物語の世界に誘ってくれる満足感を味わっています。
個人的には造形は悪くなかったが。だが
難点がひとつしかない。
大変おいしいチョコレートでした。
安く軽いのはいいが
終電間際、それは僕の奇跡だった。
授業を活性化する具体的ヒント集、一冊手元に置いておきたい
Kona Paddywagonにて使用
2013年 7月3日の見解。全然使えない
成長が楽しみです
「下着姿の二刀流女性剣士、カイネが1/12サイズで可動フィギュア化」
一気に生活感が出ますよ
戻る