日本の防衛は、現状を知ることから始めたい。
 2009年に出版された『自衛隊が世界一弱い38の理由』に、
大幅な加筆修正をしたものということですが、
当時書かれた内容をさらに掘り下げながら、
しかも読みやすい仕立てになっています。

 一人の一般国民の感覚としては、
「自衛隊頑張れ!」というところで止まってしまいがちで、
最近の日本周辺で起こっている領空・領海侵犯やミサイル発射などに対して、
自衛隊が実際にどのような対処が可能なのかを詳しく知るところまでは、
なかなか至らないのが現状でした。
あらゆる行政組織がそうであるように、
自衛隊もまた法律の下で規律され、
運用されていることは想像できても、
では実際にどのような運用になっているのか、
日頃接する一般向けのニュースなどでは詳しく知ることができません。

 本書では、
防衛大学校から海上自衛隊に入り、
潜水艦艦長を務められた中村氏が、
現場にいたからこそ分かる問題点を詳述されています。

大まかに、

 ①制度 ②法律 ③運用 ④組織 ⑤装備 ⑥実際の訓練や演習
といった区分で、
現状を簡潔に伝えながら問題点を挙げ、
最後に「自衛隊改造計画」を提案し、
国家戦略や自衛官の意識まで踏み込んで、
本来あるべき姿を考察しつつ、
決して堅苦しくならない語り口でした。

 最後まで読み終わった時には、
素人の一般国民でも、
現在の問題をあらかた網羅する基本的な知識が得られる良書です。

 「防衛」というと、
何かとても特別なことで、
秘密も多いから政府にお任せという感覚がありますが、
実際には運用を規律している制度や法律は、
それを作る政治家を選ぶ有権者こそが知っておかなければいけないことなのだと、
当事者意識を持つきっかけにもなります。

 「精神論」では解決しない、
問題の全体像を把握するのに大変オススメです。
日本の軍事力 自衛隊の本当の実力 (ベスト新書)

その他の感想

以前のダーツに比べると…
美しいですね!
いわゆるハウツー本ではない
いろんなこと、思い出した!
本来の目的とは違う使い方ですが
ハウ不在
安っぽい…
「無垢な恋心」とセットで読みましょう
タダでここまで楽しめる?!
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まさにこれがほしかったのですが、、、
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