質の高い見事な写真と興味深い生態
イルカの生態を、
数々の写真と専門家による解説の2本柱で紹介した本。
後半の一部のページを除いてオールカラーとなっており、
印刷も良好である。


まず、
写真が圧倒的に凄い。
世界の写真家たちの撮影した質の高いカットが数多く収められている。
サーディンラインの中でイワシを捕食するハセイルカ。
沿岸の泥を巻き上げて魚群を閉じ込めるバンドウイルカ。
逆光の黄金の中で飛躍する姿をとらえた写真は芸術的ですらある。
大波で遊ぶかのようなイルカたち。
アマゾン川に棲むピンク色のカワイルカとコビトイルカ。
ハラジロマイルカの大河のような群れ。
大波をサーフィンして楽しむかのようなシャチの群れ。
カナダのチャーチル川河口付近のシロイルカ。
絶滅の危機に瀕する香港沖のピンクドルフィン。
写真としての質が高いだけでなく、
生態の記録としても貴重な写真がいくつも見られる。


解説は分量こそ多くないが、
内容は良い。
小笠原諸島、
天草、
陸奥湾、
といった国内はもちろん、
南アフリカ沖、
アラスカ太平洋岸、
カリフォルニア海流と湧昇流が集まるカリフォルニア沿岸、
フォークランド諸島、
他、
世界各地のイルカたちの生態について説明が行われている。
イルカには、
人間のように各地域の独自の風習と呼ぶべきような習性があるそうで、
例えば、
サウスカロライナ沿岸のイルカたちは魚を浜に追い込んだ上で、
イルカも続いて浜に乗り上げてこれを捕食するという狩りが行われている。
ちなみに、
イルカは左利きが多いそうだ。


一方、
バンドウイルカがネズミイルカを攻撃する様子は、
見た目の可愛さとは違うイルカの野生を教えてくれる。
イルカの持つ社会性、
ホイッスル(鳴き声)、
ラビングに代表されるふれあい行動、
子殺し、
ストライディングといったことについても書かれている。
また、
イルカが体内にPCBなどの有害物質を溜めやすい理由として、
皮下脂肪が多いこと、
陸上の生物に比べて肝臓で浄化を促す酵素があまり発達していないことが指摘されている。
しかも、
イルカの母乳は脂肪分が多いため、
授乳を通じて皮下脂肪に溜まった化学物質を次の世代に受け渡してしまう傾向があるそうだ。


イルカについての簡単な撮影ガイドや、
危機に瀕したイルカたちのマップなども添えられている。
イルカ生態ビジュアル百科: 謎に満ちた暮らしから、ウォッチングガイドまで

その他の感想

頑張ってくれそうです
鉄、良いかも
旧作では印象薄い人だったけど。
組み立てが大変。女性一人じゃ無理。
楽に錠剤が切れます
ユニフォームが半袖なので
可動部の遊びが気になる
懐かしさと新しさと
サイズは期待しているとおり
旧い楽譜も元通りに
あたりが柔らかめ
KIAの骨格を解説している本
やりこみ要素が増えて楽しい
おかげさまで合格しました
便利、だが
内容は申し分ないけれど初級向きではない
靴のデザイン
可愛いし楽しい!!
ブレッソンが生きていたらきっとこのカメラを選んだことだろう
異なるサイズ
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