【名著】日本の経済が、どの方向に進むべきかを明確に教えてくれる羅針盤!
混沌とした世界経済と国際秩序が、
この後、
どう変わっていくのか。

今まで疑問に思っていたことが氷解。
本書の描く大きな見取り図に、
目から鱗がぼろぼろと落ちていく思いがした。

新書とは思えない、
濃密な内容。
以下、
個人的に興味深かったポイントの抜出しです。


①「帝国」にこめられている意味
英国のEU離脱やトランプ大統領の登場は、
資本主義の末期に暴走するグローバル資本に対して「閉じる」方向を国民が選択したものだ。
ただし、
一国単位で対抗しようとしても今の時代では厳しい。
EUのようなサイズの地域経済圏、
国民国家をこえて統合した「帝国」にこそ、
未来があるというビジョン。


②マイナス金利は徴税権 → 民主的プロセスの骨抜きの状態化
日銀が設定したマイナス金利は、
民主的プロセス抜きで、
日銀が徴税権を手に入れたようなものだという分析。


③資本主義と民主主義の関係
人々の欲求は「無限」。
「無限」の欲求に応える生産力がなければ、
民主主義のもとでの社会秩序は維持できない。

だからこそ、
生産力増強に適した資本主義が、
民主主義とともに両輪となって近代システムは続いてきた。

ところが、
フロンティアが消滅し、
「資本主義の終焉」を迎えた今、
利潤の極大化が不可能となった。

利潤率の近似値である長期金利が、
「ゼロ」になっていることからも、
それは明らかである。


④利潤の追求が不可能になった時代の逆説
この時代の変化を無視した末路が、
東芝、
三菱自動車、
フォルクスワーゲン。

無理やりに成長を求めると、
「後退」する逆説の経済の時代に。


⑤近代の扉を開けた「長い16世紀」と近代から出ていく「長い21世紀」という歴史的な視点
「長い16世紀」と現代を比較していくことで、
アメリカに追随していくことが、
いかに時代錯誤なのかが、
よく分かる。

スペインに投資して没落したイタリアの轍を日本は踏むのだろうか。


⑥「エネルギーの崖」―エネルギー危機は、
本当はもっとまじかに迫っている
化石燃料を採掘するのに、
エネルギーが必要。
閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済 (集英社新書)

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