IT部門の課題解決の考え方をわかりやすく示している
文系出身のビジネスマンがCIO(IT責任者)になった時、
どのように判断し、
どう行動すればいいかを教えてくれる本です。
著者はハーバードビジネススクールの教授、
企業経営者、
コンサルタントとしてITマネジメントの体系化に取り組んできた研究者達です。


本書の特徴は3つあります。
1.CIOが直面する主要な課題のケースを扱っている。
2.起こりうる問題の「正解」を示さず、
読者が自ら考えるように仕向けている。
3.小説仕立てになっていることによって状況や課題が理解しやすい。
この3つの工夫によって570ページのボリュームにも関わらず、
読み通すことができました。
逆に、
これが教科書的な記述であれば、
総ページの半分も読めずに終わったことでしょう。


この小説は全体が18章から成り立っています。
CEOの交代によってジム・バートンは突然にローン事業部長からCIOに任命されます。
しかし、
彼は就任直後から次々に起こる問題やリスクへの対応を迫られおおいに困惑するのでした。
彼が課題にどのように取り組み、
解決していくかが本題です。

本書で扱われるITマネジメントの分野のケースは次の7つです。
1.コミュニケーション、
2.人材マネジメント、
3.コストと価値に関するITアカウンティング、
4.プロジェクトマネジメント/インプリメント、
5.ベンダーマネジメント、
6.インフラストラクチャーマネジメント、
7.成長技術の探索と分析。
いずれのケースもビジネススクールで扱われている教材を基に作られているので現実に起こりそうなものばかりです。
各ケースの課題に対する「正解」は書かれていませんが、
「考えるべきポイント」については解説されています。


読み終わって印象に残ったのは、
「ITマネジメントは試行錯誤の積み重ねであり、
正解というものはない。
しかし、
良く考えられた判断、
注意深く組み立てられた行動の妥当性というものはある。
経験を重ねる中で極めて良い結果が得られる」とのメッセージでした。
文系のみならず理系出身のITリーダーにとっても役立つ書であろうと私は思いました。
ビジネスリーダーにITがマネジメントできるか -あるITリーダーの冒険

その他の感想

岡田歴史観の要約本。岡田初心者は戸惑うかも。
BGMは秀逸
内容は良いがビデオの編集がだめ。
フォルムは良いが、作りが雑。
「空鍋」の主人公を思い出しました…
リレーレンズとして使用しています。
とてもがっかり。
値段の割に良い出来です。
お初のヒュンメルのパンツ
本当にラッシュガードなの
しきたりとはいかなるものか
まずは、チャレンジ
詐欺じゃねぇ
なにこれコワイ
キーホルダーとしての大きさ
初心者にもおすすめなフルーティ系のウイスキー
昔昔・・・
望みの品がきました
リージョンフリーのDVDプレーヤーとして、十分満足出来る
見ての通りのお掃除キットです
10年引きずった顎関節症が治りました!
人の声が聞き取りやすい。
傷がついても機能には影響なし。
YAMAHA PSR には純正のSCC−53を強く推奨します
取っ手からきしみ
案外面白かったです
かわいい&母子手帳ケースとお揃いにできる
前作を持っていればいらないのではないでしょうか
不親切さと脆さが目立つ
写真がすてきで文章も読みやすかった!
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