これを読めば「グレート・ギャツビー」を深く楽しめます
今年6月中旬に封切られたデカプリオ主演「華麗なるギャツビー」に便乗しての出版ですが、
これがなかなかの充実ぶりであります。

サブタイトルの「映画と小説の完全ガイド」に偽りはありません。
フィッツジェラルドの名作の詳細な解説本に仕上がっています。

目次は以下の通りです。

1.登場人物とストーリーを早わかりナビ
2.25のキーワードで「ギャツビー」を深読みする
3.映画になった「ギャツビー」
4.映画と原作、
どこが違う、
なぜ違う?
5.村上作品で読むか、
野崎孝で読むか
6.原作者のフィツジェラルドって、
どんな人?
7.ザ・グレート・ギャツビーの偉大さ
「グレート・ギャツビー」はアメリカの高校教科書にも取り上げられるアメリカの国民文学とも言えるポピュラーな作品ですが、
日本人にとってはやや難解な小説ではないでしょうか。
読みこなすためには小説の背景であるアメリカの1920年代や、
東部と西部、
アメリカ社会の階層や民族、
宗教問題などの知識が求められるからです。

私は、
「グレート・ギャツビー」を3回(野崎訳1回、
村上訳2回)で読みましたが、
この解説書を読んで初めて知ったことが幾つもありました。
たとえば「禁酒法」、
「ウエストエッグとイーストエッグ」、
「カトリックとルーテル派」、
「ポロとフットボール」、
「緑の光」などなど。
あいまいに理解していた部分が詳細な解説によって鮮明になったことを喜んでおります。

訳文については有名な村上訳、
野崎訳について丁寧に解説してありますが、
加えて大貫訳、
小川訳についても紙数を使って説明しています。

ということで本書は、
小説であれ映画であれ「グレート・ギャツビー」を楽しむのには必須の知識を補ってくれるガイドブックと言えます。
ページ数と装丁から見れば値段が1400円といささか割高に感じることを除くと(これで★1つ減としました)、
お勧めできる内容だと思います。

公開されたデカプリオ主演の映画は素晴らしい出来映えで、
たいへんに感動したことを付け加えておきます。
ナレーションやセリフが原作に忠実で、
それでいて原作よりもストーリーが分かりやすく感じました。
『ギャツビー』がグレートな理由(わけ): 映画と小説の完全ガイド (【1冊で完全攻略!】)

その他の感想

さすがMACO式!!
漂白しても、縁取りの色落ちなし
え。
心のよりどころ
ただ食べて飲むだけが悪いのではなく、
ステップbyステップで学べる
特集は大きく期待外れ/ウイグル人の記事が興味深い
「村上さんのところ」が読者としての、電子書籍デビューです
安い。大満足。
髪質んーかな
本筋を見失いすぎ
関心するほど上手く出来てます
これぞ探していた靴下!
小野塚さん最高
Love it.
もう最悪です。
価格に満足です
必要な物が探しやすいところがいいです。
変えて満足
NX404 ワイド6.2型VGA を使ってみた感想
永遠の少年、永遠の名作、「ピーター・パン」
これぞ飛行機道!
どれを作っても美味しい。
ありし日の・・・
胸元のリボンが可愛い♪
XP&Office2003の使いやすさを取り戻せた
残念ながらデコマス通り。
ちょっと大きかったかな?
戻る