難しい作品でした
 先日、
芥川賞を受賞作した本書を読みました。
かつて仕事をしていた盛岡が舞台ということで手に取った作品です。
小説のオープニングから展開する自然の描写は丹念に書かれ、
表現豊かです。
方言も(恐らく)忠実に書かれていると思います。
ただ、
(無知ゆえですが)、
読めない漢字がいくつもあり、
ルビを振って欲しかった(著者の責任ではなく、
編集者の仕事範囲ですが)。
辞書を引くことで、
しばしば読み進めることが中断しました。

 400字原稿用紙で100枚ほどの短編小説ですが、
読むのに時間がかかりました。
読めない漢字があるせいもありますが、
小説の流れを理解するのがいささか難しかった。
著者はこの小説で何を伝えたいのかを分かるために、
時にページを戻して読む必要がありました。

 モティーフは3.11とLGBTだと思えますが、
この小説でどのような意味があるのでしょう。
心にひっかからないまま、
読み終えてしまいました。

 特にLGBTのくだりは事情がすぐに理解できず、
読むことを止め、
考えることになりました。
小説なので、
説明することは必要ないですが、
唐突に突きつけられた感がありました。
単に主人公の輪郭を明確にするために書かれたのか。
それともそれ以上の意味があるのか。
分かりませんでした。

 3.11のことは、
小説の流れからは3.11でなくてもいいのでは、
と思いました。
必然性が感じられない、
ということです。

<電光影裏春風を截る>という言葉が小説の終盤部に書かれています。
この言葉は(これも無知で知らなかったのですが)禅語のようですが、
小説の流れではこれも唐突な印象です。
タイトルの「影裏」もここから取られているのでしょう。
この言葉の意味を理解しないと、
小説そのものも理解できないかもしれません。
ちょっとハードルが高いです。

 ありきたりの感想ですが、
次回作を楽しみにしたいと思います。
影裏 第157回芥川賞受賞

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