凄く良いタイミングで出会えた本

最近4年近く付き合っていた恋人と別れた。
というか、
フラれた。

別れて良かった慰めてくれる友人も多かったが、
ようやく別れを受け入れられるようになり、
なぜそんなに彼のことが好きだったのか自問自答している時に、
この本に出会った。

そして、
凄くしっくりくる答えが見つかった。

彼はいつも私を認めてくれて、
肯定してくれた。

仕事で落ち込んだ時、
人間関係に悩んだ時、
いつでも私を肯定してくれた唯一の存在。

そんな彼だからこそ、
凄く大切だったのだ。

色んな描写が過去に重なり、
読みながら胸を締め付けられ、
切なくて、
久々に素直に泣かせてくれた小説。

きっと誰にでもどこか重なる部分のある小説だと思う。

大切な人に思わず薦めたくなる、
そんな一冊。