ドラマより、見やすいかな。

森山未來と長澤まさみのおなじみ？のキャストで、
マンガ→ドラマ→映画の順で作成
されました。


とにかく、
見る側を飽きさせないエピソード満載のある意味ジェットコースタームービー
です。
この時代のサブカルネタもいい感じで出てきますが、
わかる人はそれなりに、
わからない人
もそれなりに楽しめます。


正直、
男性目線の話なので、
うん、
うん、
そうだよなあ。
的な感じで同世代ではなくても主人公に
感情移入させられてしまいますし、
長澤まさみ演じる「みゆき」は魅力的な女性で、
恐らく多くの
男性にはグッとくるでしょうし、
女性からは・・・。
かも知れません。


森山未來演じる幸世君は、
いい感じで男性誰もが持っている「ダメな」コンプレックスが全開で
す。
こんなところが、
感情移入度マックスなんでしょうね。


ドラマも、
拝見させて頂きましたが、
幸世君は男から見ても歯がゆくてどうしよもなく、
だんだん
女性の方が可愛そうになってきてしまいまい不快すら感じる設定だったので、
映画の方がその辺の
バランスが良い感じで節度を持っていたように思います。


とは言え、
このあたりは微妙なバランスで成り立っているので、
ダメンズ自認者やそれを許容する
女性以外が鑑賞すると、
不快に思うかもですね。


恐らく、
ドラマから「幸世君」を演じた森山未來の成熟度合と、
長澤まさみの魅力を最大限に引き
出した演出と脚本が光っている作品であり、
笑って泣けるエンターテイメントとして捉えさせて頂き
ました。