防災系ライトの最終形態

以前にもパナソニックは"電池がどれでもライト"を出していましたが、

電球式な上に、
"どれでも"ではあるけれども、
2本揃えないと無理。
という惜しい製品でした。


この本機は本当に"どれでも"になりました。

単1～単4のどれか1本あれば良く、
アルカリだろうがマンガンだろうが、

充電池だろうがリチウム乾電池だろうがなんでもOKの超雑食性ライトです。


これさえあれば、
災害用の予備電池を用意する必要はないかもしれません。

わざわざ用意しなくとも、
家中の乾電池が備蓄として使えるからです。


また、
一見変に見える配光もいい所の一つです。

前にスポット、
周辺がぼんやりという、
一般的な懐中電灯からすると最悪な配光ですが、

停電で真っ暗になった室内で使用する場合、
とてつもない威力を発揮します。

手に持てば、
何もしなくとも周囲を辛うじて見えるレベルに照らしてくれる上、

本機の非力なLEDでも、
スポットのおかげで前をそこそこ見えるようにしてくれます。

また、
天井に向けて置けば、
周囲を照らしつつ、
天井からの反射でも明るくなるため、

ランタンとしてもなんとか役割を果たしてくれます。


防災用のライトとして、
本機をまず買っておくことを強くお勧めします。

災害直後の電池の買占め、
品不足から解放されましょう。


置いておく際には、
単一電池だけはあらかじめ仕込んでおくと良いでしょう。

単一のEVOLTAであれば、
これだけで2日間つけっぱなしが可能になります。

普段も使われる方は、
ランニングコストの安い単三電池も入れておき、

普段は単三でちょこちょこ使い、
非常時のために単一を温存しておくと良いと思います。