実際にマレーシア旅行で使ってみての比較　まっぷる＝るるぶ　＞　地球の歩き方

本書では、
クアラルンプール、
ボルネオ、
ペナン、
マラッカ、
ランカウイ島を扱っており、
そのほかにも近郊の観光スポットやリゾートホテルの紹介もあった。

実際にこの夏にマレーシアを10日ほど旅した。
旅行前の予習として　るるぶ、
まっぷる、
地球の歩き方を購入し、
そのほかにもマレーシアの観光サイトや個人の旅行記も見てみた。


結論としては、
世界遺産のペナンやマラッカを詳しくみるには、
どのガイドブックも足りないし、
当たり前だがるるぶやまっぷるでは記載のない小さな街もある。

しかし、
10日程度の観光旅行なら、
どのガイドブックでも特段の問題なく回れた。

るるぶ・まっぷるは甲乙つけがたい無難な出来だが、
お土産やレストランの掲載数で地球の歩き方よりポイントが高く、
英語も苦手な方には、
中国系やインド系は話さないマレー語より英語の簡単会話集も便利（地球の歩き方は文法教科書のようなマレー語だけ）。


限られた時間の中で、
クアラルンプールの巨大ショッピングモールや様々なお土産屋さんが何十もあるセントラルマーケットは、
ガイドブックなしでは時間が丸一日あっても回り切れないし、
暑いマレーシアではレストランを探したり屋台街をウロウロするだけで汗だくになる。
こういうときにもガイドブックで目星をつけることは有効だ。
この点で、
るるぶ・まっぷるは読者層をメジャー層に絞った最大公約数の掲載内容にしている点で老舗の安定感がある。