殺意という熱意
世の中には、
「殺す」という言葉に笑いを絡ませることに対し、
嫌悪感を抱く人も少なくないことは知っています。
その感性を否定はしません。
が、
それが絶対的に正しい倫理観だとも思いません。
作者も触れていますが、
日常的に使われる言葉でもあり、
「殺す」が笑いを生む瞬間も確かにあるからです。
そもそも、
笑いというものは残虐性や暴力性を内包していると考えます。
なので、
それを笑うこと自体間違っているという考え方はどうも理解しかねます。


表現に対して、
心の狭い社会になっていってるなと感じます。
子供に向けられるものに関しては特にです。
一概には言えませんが、
少しでも過激な表現は規制の対象として槍玉に挙げられ、
ときには犯罪の元凶に仕立て上げられることさえ。
モンスターペアレント然り、
都の条例然り。

しかし、
正しいことだけを教えるのが教育ではないはずです。
むしろ悪を学ばせないことのほうが、
よっぽど恐ろしいでしょう。
善悪両方を知り、
そこから大切なことを見極める力が重要なのです。

今の時代はネットもありますし、
子供の純粋無垢な好奇心が押さえ込まれることはないでしょうが、
臭いモノには蓋というような風潮には眉をしかめてしまいます。
子供より、
大人にゆとり教育が必要なのかもしれません。

              

閑話休題。

本作は、
「生徒が先生を暗殺する」という奇抜な設定を軸に、
変幻自在な殺せんせーのキャラクターや合間の小ネタなど、
前作同様独自のセンスで笑わせてくれるギャグ漫画です。
細かい設定が活きていて、
構成に無駄がない。
そして最後はグッと引き込まれる瞬間もあり、
ストーリーでもしっかり読ませてくれます。

「殺す」ということを目的としていますが、
落ちこぼれと蔑まれる生徒達が目標へ向かう意欲や、
そこに生じる努力と経験からは、
学ぶべきものもあると思います。

要するに、
冒頭に書いたような、
表現のタブーに触れる内容ではないです。
あくまで漫画ですから、
殺せんせーの殺人的教育と生徒達の暗殺行為による成長を、
安心して楽しんでもらえるかと。


この巻だけで導入段階は終えたような感触もあり、
ここからまたセオリーの崩壊も期待できそうですね。
ハードルを成層圏くらいまで上げておこうかな。
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その他の感想

冬は使える(笑)
ものには、満足。
住宅の技術屋です
読みやすさの爽快感を得られます★
非常に良い出来です
洗いあがりスッキリします☆
法然を理解できる
疲れた夜には最高
過去作の使い回しがとても多いが、とても楽しかった。
誰かにプレゼントしたくなる本
シンプルで使いやすい光目覚まし
良い巻です
久々にヒット!
今冬は多雪とか
子供用に愛用
竹製で30センチ
私のだけ不良品?
クドファンなら購入して損はないと思いますが。
ブックレットオススメです。
コンパクトですが・・・使い勝手が悪い
堪能
ちょうど良いデスね。
懐かしい動画が目白押し
やはり専門書でした
ねじ
1080pで60fpsの録画は出来ません。
入門とはいえない
BORN TO RUNが簡素になったような内容
使いやすそうです、良かったです。
笑マンシップ
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