WPFの扉が開きました

「WPFは簡単である」ということを優しく教えようとする意図が感じられ、
独学の私には大変ありがたい本です。


Windows Formで使用するC++/CLI版のコントロールをC#版でWPFに移植しようとして躓いたので購入しました。
本書が教えてくれて体感できたのは……

1. XAMLは基本的にHTMLのようなものなので怖がらなくて良い。
何でも入れ子で記述すれば基本的なところは何とかなる。

　　Visual Studio 2012のInteli Senceも賢いですし。

2. Windows Formに比べてスクロールバー・拡大・縮小やクリックイベントの記述が簡単。

3. やろうと思えば派手なUIを設計することもできる（第1章が技術のショーケースになっています）。


Windows VistaやWindows 7でグラフィカルなUIを本気で設計するために考え方を入れ替えたことがよく分かり、
Microsoftの底力を体感しました。
まぁ、
派手なUIはWindows 8でMetroに移行してしまいましたね。
やはり「人間はボタンに見えるものしかクリックしない。
」ということだったと思います。

もう、
Windows Formとは決別する決心をしました。


唯一の欠点は「本が重いこと」くらいです。