最後の最後に希望が…
※本レビューはネタバレを含みます。
ご注意ください。


私の理解力不足のせいですが、
解釈に悩み、
なんとレビューすれば良いのやら…という感じでしばらく放置していました。

がんばって書きます。


スメルジャコフがイワンに向かって真実を伝えるシーンが印象的でした。

「あなたは大旦那さまそっくりだ。
ご兄弟の中でいちばん大旦那さまに似てきましたね、
心まで同じですよ」
と、
何もかも見透かしているスメルジャコフが不気味です。

誰が善人なの?誰が悪人なの?誰が無実で、
誰が罪人なの?と混乱させられます。

スメルジャコフが父親殺しの犯人だとわかったのに、
その罪は明らかにされずどこかにいってしまって、
見当違いの悪をみんなが躍起になって追いかけていて、
人間の愚かしさを感じさせるような展開になっていきます。


真犯人がわかったんだからあとはスッキリ事件を解決すればいいじゃないとはたから見ていれば思うのですが、
その後イワンのもとには自分の分身である悪魔が現れ、
イワンは発狂せんばかりに苦悩する。

そして長い裁判の描写の末、
弁護人の説得力ある弁舌にも関わらず、
ミーチャは無実の罪で有罪となる。

カーチャはミーチャを裏切ったかと思えば後悔して謝罪し、
ミーチャと不思議な絆が生まれてるし、
中巻であれほどドラマティックに愛を語り合ったグルーシェニカとミーチャは、
そんなカーチャのせいで若干ギスギスしだすし、
脱走すると言いつつそのへんは描かれないし、
リーザはキャラが豹変しちゃってるし、
私にはなんなのこの展開?どう解釈すればいいの?と思えてしまいました。


物語の最後は哀れな少年イリューシェチカのお葬式のシーンで締めくくられますが、
ここは胸が締め付けられるように悲しい場面でした。

もしミーチャに真の罪があるとしたら、
この美しい心を持ったイリューシャの心を痛く踏みにじり、
一家を不幸にしたことではないかと思いました。

物語の唯一の良心であるアリョーシャのスピーチが印象的です。
カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)

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