色が足りないけどかわいい仕上がり

SDじゃない女の子のプラモデルはちょっと珍しいなあ、
と思ってこの子を購入しました。


まず全体ですが、
マルチカラーではあるのですが、
全体的に色が足りないと感じました。

初めから塗装されているところは腰のベルトのみ。

タンポ印刷されている顔面を除けば、
そこ以外に塗装されている箇所はありません。

なので、
細かいところを塗らないと見た目が微妙な出来になってしまいます。

せめて手首は塗装してほしかった（塗装しにくい材質であるため）。

ABSのパーツがありますが、
シンナーで塗装を薄めすぎなければ塗っても割れることはないと思います。


可動範囲はそれほど広くはありませんが、
それなりに動きます。

腰はボールジョイント関節がひとつ。
胸側にもボールジョイントがあればよかったですね。

股関節は片足ずつですが下にスライドでき、
50度あたりまで腿を上げることができます。

ベルトについているポシェットはボールジョイントで接続されていますが、
若干腿に干渉します。

肩関節は胸側がボールジョイントで、
若干ですが引き出すことができます。


顔面パーツは正面、
右目線、
左目線、
ジト目の4種。
ただし口元は4種とも同じ形状です。

タンポ印刷がきれいで、
ややアレンジがあるものの原画デザインの雰囲気が出ていると思います。

手首はPVC製で武器が持たせやすくなっています。

足首は横にスイングできる程度の可動範囲。

ただし接地面が小さいため、
自立はできません。
立たせるためには付属のスタンドを使用します。

スタンドは白い整形色で、
脛にはめる形で差し込みます（左右どちらでも可）。

背中にスタンド接続用穴が開いていればなお良かったですね。


武器は矢が3本と弓。
腰にケースがありますが、
矢を収納することはできません。

（収納用の矢は取り外し可能）
PVCの手首のおかげでしっかりと持つことができます。


多少塗装しないと見た目が悪いという欠点こそあるものの、
軽装ということもあり、
比較的ポーズが決めやすいことと、