2回読んでようやく分かった
トリックもさることながら、
東野氏は被疑者の心理描写と葛藤の記述がとても上手い作家ですね。


私も初見では犯人は誰なのか分かりませんでした。

最後で加賀から提示されたヒントを読んだ上で再読して「あーなるほど」という感じ。
何気ない伏線の張り方、
お見事。


・・・ただ不可解な点が2点ほど。


(※以下相当なネタバレ含みます!)

1.殺された男の元カノが自殺するが、
加賀はなぜ彼女が自殺だったとあれほど自信をもっていいきれたのか?
 
彼女に思いを寄せていた被疑者の1人は、
以前から彼女の知り合いだった。
メタ視点をもつ読者は彼が毒物の存在について知りえたのは彼女が自殺した後だったことは分かりますが、
加賀には分からないはず。
そして最初の時点では彼が「自殺した彼女」に好意を寄せていたという事実も分からないはずだし、
好意をもっていたという情報は本人と被疑者の1人である女性の証言からしか分かりません。
刑事としては彼らが嘘をついている可能性も考慮に入れなければならないはず。

少なくとも加賀は穂高と自殺した彼女、
そして彼の間の関係がこじれた結果、
彼が2人とも同じ毒物を使って殺したというシナリオも考えるべきなのではないか。


つまり加賀は、
レストランで電話を受けたこの男が穂高邸で彼女と会った時点で、
彼女は死ぬ気はなかった可能性についても考えるべきだと思うんですよ。


もしくはこの男が彼女に例の毒物を買わせて、
罪をなすりつけるためにこの毒を彼女に盛って殺し、
後はシナリオ通りにピルケースのトリックで穂高を・・・っていう可能性もあるんじゃないのかなあ。
芝生の草の件については、
穂高殺しのシナリオのために彼がわざと仕込んだと考えられなくもないし。


その点において加賀は安易に自殺と断定しすぎな気がします。
この男が彼女を殺していないという証拠がない以上、
殺人の線でも捜査しないといけないのでは?もちろん読者は違うとわかってますけど・・・

以上、
かなり無理やりではあるけど加賀が彼女の自殺はろくに捜査せずに所与として推理しているのが気になったので。


2.美和子の行動
私が彼を殺した (講談社文庫)

その他の感想

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絵師の絵柄のばらつきが気になったがそれ以外は悪くない内容
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期待が大きかったので。。
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かなりのポテンシャル
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物語の流れが大きく動き始めた※少しネタバレあり
何となく契約を結んでしまう人が読んでおく本
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歴代ナンバーワンだと思う。iPhone5Sと使用。
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