目の眩むような官能的な映像美
モラヴィア×ベルトルッチという20世紀のイタリアを代表する作家と映画監督の夢のようなコラボレーション。

アルベルト・モラヴィアの作品は『倦怠』『深層生活』『金曜日の別荘』など様々な監督が映画化していますが、
性を磁場にした退廃性のせいかポルノグラフィー的な解釈をされたものも多く、
唯一原作の品格を損なわずに最高の状態で映画化されたと思うのがこの『暗殺の森』です。

流麗なカメラワークにドラマチックでありながら行き過ぎない演出、
素晴らしいセットと衣装、
そしてフランスを代表する映画音楽家ジョルジュ・ドルリューによるオリジナルスコア・・・一切が手抜きなく、
ヨーロッパらしい映像芸術の醍醐味を感じさせてくれます。

好対照な魅力で光を放つドミニク・サンダとステファニア・サンドレッリという華やかな女優陣に対し、
内省的でインテリジェントなイメージのジャン・ルイ・トラティニアンという配役もいいですね。
性倒錯者の役でちらっと顔を出すフランスの個性派俳優ピエール・クレマンティ(『昼顔』『豚小屋』etc.)も素敵!
有名なタンゴのシーンの他どこをとってもフォトジェニックで、
古いモード雑誌でも眺めるようなお洒落さも感じます。

ファシスト政権に弾圧を受けた作家が書いたイタリアの現代史ともダブるストーリーですが、
たとえ政治色の強いストーリーに共感できなくとも、
映像だけでも十分に楽しめるところは監督の優れた手腕じゃないでしょうか。

ベルトルッチは『ラストエンペラー』あたりから個性に乏しくグローバル化し、
残念ながら私にはもはや興味のない監督になってしまいましたが、
’70年代頃の様式的で耽美で感傷的な作品の数々は彼らしくて大好きです。
感情表現の激しさと豊かさはラテンの気質ならでは。
ファッションやデコレーションに対する美意識の高さもイタリア人らしいと思います。
暗殺の森 [DVD]

その他の感想

初めての鍼灸
「ブログの記事、もっと上手に書きたい」という人には、きっと役立つ。
安くて印刷速度が快適なレベルです。
堅実に働いてきたサラリーマンにこそ、の本。
例によって重く、良品。
無調整できれいに送受信できます。多CH化改造も可能
明快な記述。続編が必要な状況だ。
日常が非日常になる劇的ビフォーアフター
臨床実習に向けて
ハイビームをHID化の為に使用
単なる総集編では終わらない
麺好きにはたまらない
とっつきやすい
品質にがっかり!
見ているだけで楽い本です
Firefox39対応、台数無制限版はダウンロード版のみが惜しい。
商品管理の徹底を
裏毛ボア使いパーカージャケット
しまった!
通常の用途に使用しなかった結果…
いいとおもいますよ
マイクロサイズのマウスはこれしかない。
残念ながら
ビックリするくらい綺麗に黒く
満足する!
商品は期待通りでしたが、、、
直前確認
よかったです\(^^)/
名前の通り練習用として最適
薄いけど
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